歴史の島へ#5

「旅館網元」宿泊記(施設編)

2021/5/1

旅先のわけ

今回の壱岐旅行。旅行記の「#1」でも記したように5月下旬に行く予定だったものを前倒ししての旅行なのですが、実を言うと本来は2020年の5月に行こうと思っていたのです。

新型コロナウイルス感染症「COVID-19」とやらの話題がお盛んになる前、2020年の5月は、GWに天草、その後に壱岐という旅行予定を考えていました。残念ながらその旅程は実現できず、今年に至ったわけです。しかし、今年もまた旅のしづらい雰囲気が世の中に広がりつつある。そんななかで、欲に負けた私は、さっと旅に出ました。

ところで、そもそもなぜ壱岐に。どこか行きたいところがある。そういうわけではないのですが、2年前の五島列島以来、九州の離島に心惹かれるようになりました。ということで2年越しの九州離島。本当に楽しみで仕方がありません。


こよいの宿へ

オリックスレンタカーの営業所でレンタカーを借りた後は今日の宿へと向かいます。今日は印通寺にある「旅館網元」というお宿に泊まります。料理自慢の宿ということなので、夕食も楽しみであります。

車を走らせていると、田園風景が広がっていて、「旅行している感」で気分が高揚してきます。歌を歌いながらのドライブ。なお、先ほどの記事でも書いたように、壱岐空港とオリックスレンタカーの営業所は島の東西で真反対なのですが、宿は壱岐空港側ということで、来た道を戻るように走るとだいたいの場所までは着きます。

印通寺まで到着して港近くを走っていると「旅館網元駐車場」の文字が見えたので、駐車場にイン。車を止めた後は建物へと向かい、チェックインをしにいきます。と言いたいところですが、久しぶりの島の港を見ると、ついついのんびりと過ごしてしまいます。

見たかったのはこの景色なんだよなぁ。そう思うほどには癒されました。

お世話になる「旅館網元」さん
岸のすぐ近くにあります。

チェックイン!

港の景色に癒された後にチェックインをしにお宿へ入ります。お宿へ入るとフロントの方がやってきてくれたので、名前を告げて、チェックインの手続きをします。遠方からの急な予約で驚かれたそうで、驚かしてすみませんと思いつつも、「ゆっくりしていってくださいね」と言われたので、安心して手続きをしました。

今回の部屋は3階だったので、エレベーターで3階に向かいます。そして、扉を開けると、すごく現代的なお部屋が広がっていました。これはちょっといい意味で驚き。これは快適に過ごせそうです。

室内の様子
室内の様子

なお、ウェブの情報を見るところだと、他には和洋室・和室などもあるよう。2010年にリニューアルされたらしく、今のこの現代チックなお宿になっているようです。

置いてあったお菓子は壱岐の手焼きせんべいでした。後で食べましたがシンプルなお味でおいしかったです。

手焼きせんべい

旅の疲れを癒す、ひとっ風呂

こちらのお宿は4階に「大浴場」があります。温泉でこそないものの、大浴場があるとないとでは旅の疲れの取れ方が全く違うので、とてもありがたい設備です。ということで、4階へ。

大浴場の入口

入口には段差があるのでそこには気を付けて大浴場へ入ります。入ってみると中も少し洒落た感じ。時間が早いこともあって貸切でしたので、ゆっくりと風呂に浸かります。網戸になっていて、港の風を感じながらの入浴が楽しめるので、とても癒されました。

大浴場の様子

風呂あがりは小休止

お風呂で疲れを癒した後はやっぱりゆっくりしたいですよね。そんな気持ちに応えてくれるように、こちらの旅館には、大浴場と同じフロアに屋上デッキ的な施設があるので、そちらへ向かいます。

休憩スペース

休憩スペースからは印通寺の港の一部などが見ることができます。また、風通しも良いので、快適な空間です。「北の離島」も良いですが、「九州の離島」は雰囲気がまた違って、これもまた良いです。2年前を思い出す。そんな瞬間でした。

港の景色

さて、こちらのデッキ。なんとアルコールの自動販売機が設置されています。風呂上がり。後は宿で夕食を待つのみ。まだ時間はある。そうしたら買わないわけにはいかない、とビールを購入。

ビールはスーパードライ

浜風を感じながら風呂上がりにビールを飲む。そんな至福の時間を過ごしました。

次回予告:壱岐の幸たっぷりの夕食です!


旅行記「歴史の島へ」