みたび大沼#1

特急「北斗12号」乗車記

2020/10/24

北海道の秋はあっという間に過ぎ去っていく。札幌市内も木々が色づき始め、もう間もなく見ごろらしい。そして、今週末を過ぎると、また一段と季節が進むらしい。長い長い冬がもうすぐやってくる。

今週末は久しぶりの有給休暇も合わせて、2泊3日・道南へ向かうことにしました。1週間くらい前の予報では週末の天気は快晴の予報でしたが、徐々に予報が悪くなり、どうも週末は曇りのち雨とのこと。気分は上がらないが、深まる秋が見つかることを祈って、札幌駅へと向かいます。


JR特急 北斗12号(札幌→大沼公園)

札幌駅の指定席券売機できっぷを発券して駅構内に入ります。まずは駅弁屋さんで、お昼ご飯を購入します。そして、4番線ホームに上がり、「北斗12号」に乗車します。北斗号に乗車するのは奥尻島旅行の帰り以来ですが、今回は普通車指定席への乗車です。

発車案内
今回乗車する特急北斗12号

今回乗車する2号車に入ると、入ってすぐにモバイル専用と書かれた充電コーナーがありました。今までグリーン車以外には充電スペースはなかったような記憶がありますが、これは万一の時に助かりますね。できれば各座席に設置して欲しいところですが、長距離・長時間なので、あるだけでも助かります。

2号車に乗車
充電コーナーがありました。

それでは、お昼ごはんを頂くことにしましょう。今回は「北海道鉄道140周年記念駅弁」という期間限定の駅弁を購入しました。調べてみると、140年前の1880年に小樽手宮~札幌間を蒸気機関車が走ったのが北海道最初の鉄道らしく、今年でちょうど140年らしいです。

札幌駅の定番駅弁「石狩鮭めし」と同様の鮭といくらが載ったご飯に加え、これまた定番「柳もち」などが入っています。他にもお祝いの意味を込めて(?)の赤飯、(個人的に大好きな)鮭のチャンチャン焼きなど多くの具材が入った駅弁でした。とても美味しくいただきました。

外装は鉄道の歴史をイメージしています
中を開けてみました。駅弁と言うよりは仕出し弁当とかの雰囲気です。

食後は車内でゆっくり。車両によって乗車率は結構違うようですが、乗車した2号車は乗客も少なかったです。とはいえ、女子大生?の旅行者2人組などもいて、多少の活気を感じることができました。列車は苫小牧、室蘭、洞爺を過ぎて、道南エリアへ。

噴火湾を眺めながらの旅路。八雲~森駅周辺では車窓から虹も見えました。

七飯町 大沼公園

定刻通り、大沼公園駅へ到着。降りたのは数名程度でした。チェックインの時間を過ぎているので、ホテルへ向かってもよかったのですが、一応晴れているので、大沼公園を見に行ってからホテルへ向かうことにしました。

駅から歩いて5分ほどで到着。が、この日は風が強かったのと駒ケ岳にも雲がかかっていたので、何枚か写真を撮って、大沼公園の駅へと戻りました。大沼公園に来るのは3度目ですが今まで一度もしっかりと観光できていないので、明日は天気が良くなることを祈るばかりです。

さて、駅へ戻り(ホテルのシャトルバスがあるはずなので)バス乗り場を探すと、現在はコロナによる需要減でか、予約が必要とのこと。ホテルに連絡し、送迎バスを待ちます。バスを待っていると、小雨がパラパラと降ってきたので、観光案内所で待ちました。待つこと数分で送迎の車が来たので、乗車して今日のホテルへと向かいます。

大沼公園駅
また明日来ることにします。

それでは次回は「函館大沼プリンスホテル」の宿泊記をお届けします。

(続く)


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