山陰、夏の記憶。#1

2018/8/14

お盆休みも終わりの頃、この夏の旅が始まる

私が勤めている職場では、お盆は家族持ち・単身赴任の方などが多く休みを取得し、私のような独身者は少しずらして、夏休みを取る傾向にあります。単身赴任の方などにとっては恐らく家族との予定を調整しやすく、一方私にとっても旅費の高くなるお盆も避けられるので、Win-Winだと思っていますが、どうなんでしょうか。

この日の仕事終わり、東北新幹線に乗車し、まずは東京駅へと向かいます。東京駅で駅弁を購入し、最終の岡山行き「のぞみ」号で岡山を目指します。東京駅で購入した駅弁は、「東海道新幹線弁当」というお弁当。”沿線のグルメがたくさん詰まっています”というのをウリにしているだけあって、いろいろな食材を楽しむことが出来ました。

新幹線をイメージした柄に惹かれて購入しました。
中身は具の種類が多くて美味しかったです。

岡山駅に到着後は、四国旅行の時にも岡山で宿泊した「東横INN岡山駅西口右」へと向かい、チェックイン。軽くシャワーとハミガキを済ませ、そのままベッドにダイブ。このまま、深い(?)眠りにつきました。


2018/8/15

JR特急 スーパーいなば1号(岡山→鳥取)

翌朝は6時頃に起床。眠りに着いたのは恐らく1時前なので、5時間ちょっとしか寝ておらず、寝たりない気分ですが、6時47分発の特急「スーパーいなば1号」に乗車するため、仕方がありません。

6時半ごろには駅に到着し、朝食のお弁当を購入。その後、ホームへ向かいます。停車している特急列車に乗り込み、出発を待ちます。このスーパーいなば号は岡山駅から山陽線を経由し、一旦兵庫県の上郡駅まで向かいます。上郡でスイッチバックをしてから、智頭急行線・因美線を走り、鳥取駅へと向かう列車です。

スーパーいなば号
発車案内

列車に乗車して駅弁を食べます。朝早かったですが、さすがは交通の要衝である岡山駅だけあって駅弁の種類も豊富。今回は「いいとこ鶏弁当」というお弁当を買いました。このお弁当は、鶏のもも・ササミなどと地鶏がふんだんに使われており、それぞれいくつかの味付けもされているため、ボリューム感・満足感ともにあるお弁当でした。

弁当の外装
中身の様子

上郡駅でのスイッチバックの後は寝たりないこともあってかウトウトと。窓ガラスには時折、雨粒が付いていましたが、鳥取駅に到着した頃には、一旦雨は止み、曇り空に。天気が大崩れしないことを祈りつつ、終点の鳥取駅で下車しました。

梨カラーでしょうか。鳥取駅の駅名標。
鳥取駅は高架駅となっています。

下車した後は、まず今夜宿泊する「東横INN鳥取駅南口」に大きな荷物を預けてから、再出発します。それと、雨は想定外だったので、コンビニで折り畳み傘を念のため購入しました。そして、荷物を整え、鳥取駅に戻ってきました。

改札横にはホワイトボードに素敵なメッセージが。

JR特急 スーパーおき3号(鳥取→倉吉)

さて、鳥取駅からは再び特急列車に乗車して、倉吉市へと向かいます。倉吉は県下第3位の人口を誇る鳥取県中部の拠点となる都市で、市内の打吹玉川地区などで見られる白壁土蔵の街並みが有名です。

乗車する列車は鳥取始発の特急「スーパーおき3号」という列車。普通列車でも移動できる距離ですがちょうど特急列車があったため、特急列車で快適に移動することにしました。私が乗車するのは倉吉までの約30分間ですが、この列車は鳥取から島根県を横断し、更に山口県の新山口駅まで約5時間も走るというから驚きです。

車両は先ほどのスーパーいなば号と同じ車両を使用しています。
発車標

列車は鳥取駅を出発すると、鳥取大学前に停車。その後は、湖山池を左に眺めつつ、徐々に日本海にほど近い線路を走ります。非電化のローカルな特急ではあるのですが、この列車は結構なスピードを出すのがまた驚きです。日本海から離れ、車窓右手が東郷池となると、間もなく倉吉の到着。あっという間の列車旅でした。

倉吉駅に到着。
現代的な橋上駅舎でとても綺麗です。

さて、次回は倉吉市内の観光の模様をお届けします。

(続く)


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