2018/8/15
倉吉駅に到着。まずは観光案内所でパンフレット類などを頂いてから散策します。倉吉市の中心市街地は倉吉駅から南西に2~3km離れた場所にあるため、バスなどを利用して、近くに行くのがよさそうでした。
そして、お昼ごはんには倉吉市のご当地グルメとして名高い「牛骨ラーメン」が美味しそうでしたので、牛骨ラーメンのお店を探します。インターネットで調べて見つけたのが倉吉駅からもほど近い場所にある「ラーメン幸雅」というお店。11時のオープンに合わせて向かうことにしました。
倉吉市
ラーメン幸雅(牛骨ラーメン)
こちらのラーメン屋さんは駅から歩いて10分程度の場所に立地。到着したのはオープンより15分くらい前だったので、隣の書店で時間を潰しつつ、ラーメン目当てと思われる車が増えてきた5分ほど前に並び始めました。
この日は一番で店内に入店。このお店自慢の「なつ旨ラーメン」を注文しました。そして、そう時間はかからずに提供されました。透き通ったスープから成るラーメンは初めてなのにどこか懐かしいそんな印象を持たせます。
ではスープを一口。まろやかな甘みのあるスープ。奇をてらっていないシンプルなスープですが、これがまた本当に美味しい。麺は中太のちぢれ麺で、これもまたスープとの相性が抜群でした。
食後はバスを利用して倉吉の中心部に向かいます。なお、倉吉駅付近から倉吉の中心部まではバスの本数も多いため、気軽に移動することができます。バスに乗って、5分・10分ほどで、目的地の倉吉市中心部に到着。バスを下車して、まずは「倉吉白壁土蔵群」を見に行きます。
倉吉市
倉吉白壁土蔵群
目的のこちらにはバスを降りてすぐ到着しました。倉吉市の中心部に位置するこの地域は国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されており、古い蔵や商家を改装した土産物店・カフェ・工房などが連なっています。
この町では「赤瓦」の屋根の建物が多いですが、赤瓦は山陰地方での伝統的なもので、島根県石見地方の石州瓦を起源としているとのこと。訪れた日はあいにくの曇り空で、赤瓦の輝きが観光パンフレットほどには見えませんでしたが、それでも趣を感じることができました。
倉吉市
米澤たい焼店
赤瓦の街並みを歩いている途中でおやつタイム。鳥取県はたい焼き店が比較的多い地域らしく、地元でも愛されているらしいです。観光ガイドブックにも載っていた「米澤たい焼店」さんで「白いたい焼き」を購入しました。
その後もレトロな街並みを散策していきます。赤瓦の中心エリアには人が多いですが、少し離れると観光客も少ないため、落ち着いて観光することができます。なお、途中には観光案内所があったので、情報収集もしっかりできます。
倉吉市
倉吉淀屋(旧牧田家住宅)
歩いていると町屋の見学ができる「倉吉淀屋」があったので見学をします。こちらの建物は1760年建造の倉吉市に現存する最古の町家建築で、かつて倉吉随一の豪商であった牧田家の住宅だそうです。平成19年から保存修理工事が行われ、現在は一般公開されています。
倉吉淀屋を見学した後は、この街並みを歩きながら、次の目的地である「打吹公園」を目指します。この日は休業していましたが、明治40年建築の「大社湯」という銭湯が現役だそうで、ぜひ入ってみたいなあと思ったものです。
倉吉市
打吹公園・倉吉博物館
打吹公園へ向かって歩いていると小雨がパラパラと降ってきました。朝に購入した折り畳み傘が役に立って何よりというところでしょうか。そして、間もなく、「打吹公園」に到着しました。
打吹公園のある打吹山は倉吉市を代表する公園で、江戸初期まではお城もおかれていたとのこと。現在は桜の名所としても知られています。今回は折角なので併設の「倉吉博物館」も見学し、倉吉の歴史も学んできました。
倉吉市
鳥取二十世紀梨記念館なしっこ館
倉吉の歴史を学んだあとは、「鳥取二十世紀梨記念館なしっこ館」へと向かいます。こちらは「梨」をテーマにした日本唯一の博物館で、国内最大級の二十世紀梨の巨木の展示や梨にまつわる様々なことを学べます。
管内は思ったよりも広く見ごたえのある展示があり、結構お勧めです。フルーツと言えば、梨が一番の大好物と言っても過言ではない私にとっては梨を食べることもできて、梨のソフトもおいしくて、本当に最高の施設でした。
倉吉タウンを満喫した後は日帰り温泉へ向かいます。
(続く)
参考情報
この記事に関する旅の情報
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