ANA/RACトランジット搭乗記(東京羽田→与那国)
Date: 2025/4/12
ANA89便(東京羽田→石垣)
ここ最近は沖縄続き。それも石垣島続きであるような気がしますが、今日も石垣空港へ向かいます。前日は職場での会食が遅くまであり、やや疲れていたので、タクシーで羽田空港に到着。新年度早々無駄遣いをしている感が否めません。
さて、大型の出発案内は取り忘れ、本日の搭乗ゲートである47番へと向かいます。前回と同様、旧・北サテライトの搭乗ゲート。ゲート番号も全く一緒です。

まだ疲れもあったので、乗り込んだ後は爆睡。石垣までは約3時間のフライトなので、疲れからの回復に重きを置くことにしました。疲れのせいで気がつかなかっただけかもしれませんが、ほとんど揺れることのない快適なフライトで、あっという間に石垣空港まで到着しました。

どんよりとした石垣島。予報では石垣・八重山地方は、今日・明日と雨が降る予報となっていて、特に明日の午前中は荒れる予報です。2週連続でこの天気に少しがっかりした気持ちで降機します。
石垣空港では与那国行きの琉球エアコミューター(RAC)に乗り継ぎますが、オンラインチェックインを行っていた場合も含めて、基本的には一度保安検査外へ出ての乗り継ぎとなります。荷物については一度取り出す必要はないものの、RAC(JAL)のチェックインカウンターで申告をする必要があります。
保安検査を受けなおした後、制限エリア内の売店で「新ぱち農弁当」を購入し、こちらをランチにします。このお弁当は地元の八重山農林高校の生徒が、自身で育てた肉や野菜を使い、生徒考案のレシピで作った石垣空港だけのオリジナル空弁です。

こちらのお弁当は炊き込みご飯とおかずの二段になっています。開けてみると彩りの華やかさ具合にまず目が行きます。おかずも一品一品こだわりがあるようで、これはとても美味しい。石垣の味覚を楽しめるという意味でもお勧めの逸品です。

RAC743便(石垣→与那国)
石垣から与那国までは琉球エアコミューターを利用します。与那国空港の発着便は、那覇空港発着が2往復、石垣空港が3往復の計5往復設定されています。

与那国空港へ向かうRACでは、ANAの地方路線でお馴染みDHC-8-400のカーゴコンビが使用されています。ANAで使用している機材と比べて、後方部分を貨物室として、大量の貨物を運搬することにより、離島への荷物輸送に貢献しています。

石垣から与那国までは30分ということで飛行時間はさらに短くあっという間です。特段機内サービスをする時間もありません。とはいえ、晴れていれば、八重山の美しい島々を眺めることができるので、素晴らしい空旅になるところですが、今日は天候も悪いので、曇天と揺れを楽しむフライトになりそうです。

石垣までたっぷり寝ていて眠気もないので、機内の案内を見てみます。RACの機内では、RACが就航する各島の案内が書かれたパンフレットを見ることができます。JACやAMXでも同じようなものはやっていますが、旅先の絶対抑えておくべきポイントを再確認できるのは嬉しいところです。

気が付けば、あっという間に与那国空港へアプローチ。あいにく与那国島も天候はよくなさそうですが、こちらは雨までは降っていなさそうです。

無事、与那国空港に着陸。
昔懐かしいタイプの空港で、歩いてターミナルへ向かいます。このタイプの空港は旅している感じがあっていいですよね。
建物内に入ると、古い与那国のポスターが掲示されていました。色あせている感じもまたいい味がでています。そして、ターンテーブルには島の模型が置かれています。実際の島はどんな感じなのか期待が膨らみます。




荷物を受け取った後は、空港の建物内にあるレンタカー屋さんで受付を済ませます。事前にメールで予約をしていたので何とかなりましたが、突然だと空いていないこともあるようなので、気を付けた方が良さそうです。
受付を済ませて外に出ると「与那国島」のモニュメントがあります。こちらは黒島などにも似たようなものがあった記憶がありますが、多良間島にはなかった気がするので、八重山離島限定なのでしょうか。

ターミナルの入り口には大きく「与那国空港」と書かれています。独特の花の模様が描かれています。きっと晴れていると、これもまたよく映えることでしょう。

それでは、レンタカーに向かいます。今日は何をすることにしましょうか。
(つづく)