山陰、夏の記憶。#6

2018/8/17

懐かしい夏祭りへ

東横INNで荷物を受け取って再び鳥取駅に戻ります。今日は一旦、鳥取市から離れて、県西部の主要都市・米子市へと向かいます。鳥取駅の階段をのぼる途中、素敵なメッセージがありましたので、写真を一枚。

鳥取駅に掲げられていた高校書道部?のメッセージ。

JR特急 スーパーまつかぜ7号(鳥取→米子)

メッセージを見つつ、ホームにあがりました。今回乗車する特急「スーパーまつかぜ7号」は島根県西部の益田市まで運行する、鳥取県東部から島根県西部までを一気に横断する特急列車です。

何度も見た特急列車
発車標

この列車も初日に乗車した特急「スーパーいなば」・「スーパーおき」と同じ見慣れた車両です。この列車、飽きるほどには乗ることになりましたが、とても速く、そして快適な車両だったように記憶しています。

車内で梨のゼリーを頂きました。
米子駅に到着

車内では濃厚な梨ゼリーを頂きながらの旅をしました。そして、約1時間で米子駅に到着。米子駅からは今日宿泊する「東横INN米子駅前」に向かい、チェックインを済ませました。そして、身軽な恰好になり、再び駅へと戻りました。


米子駅からは伯備線普通列車生山行きに乗車します。今日は私と同じく「江尾十七夜」へと向かうお客さんも多く、車内はぼちぼちな混雑。地元の中高生などが主なお客さんでしたが、こういう光景はとてもいい絵、いい景色に映りますね。

駅前も賑やかです。
歓迎されました!

江府町 江尾十七夜

さて、駅前から広がる縁日ゾーンを食べ歩きつつブラブラと過ごします。田舎の昔懐かしいお祭りーそんな雰囲気が漂う街は私の心にとても染みる素敵な景色でした。街並みを見つつ今夜の花火を見るための(少し坂を上った街はずれの)スポットへ向かいました。

駅前の様子
目抜き通り

場所を確認した後は一旦、町内へと戻ります。徐々に日が暮れてくるこの感じもまたとても素敵ですね。何とも上手くは表現できないものの、お祭りの高揚感。そんな気分を感じることが出来ました。

素敵な提灯が町中にありました。
徐々に夜へ。

さて、花火が始まりました。用意していた通りにカメラが使えず、てんやわんやした時もありましたが、目に焼き付けつつ、カメラでも辛うじて江尾十七夜の素敵な花火をおさめることができました。

向かいの山に「十七夜」の火文字も。
騒がしくない分心臓にグッと来る花火でした。
帰り際、川沿いもブラブラと。

さて、楽しかった夜も終わりが近づきます。祭りの終わりにありがちな縁日の値引き合戦を見つつ、駅へと戻ります。若い少年少女たちの楽しそうな姿を見つつ。

縁日街
駅前の様子

米子行きの列車はガラガラの状態で到着。我々が乗車しても、席に十分な余裕がありました。車内では疲れからかウトウトしつつ、米子へ。駅前のコンビニで夜食を買いつつ、ホテルへ戻りました。明日は米子市の観光からスタートします。

(続く)


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