晩夏のオホーツク紀行#13

オホーツク寄り道ドライブ

Date: 2021/8/30

帰りも寄り道ドライブ

8:30
「ドーミーイン網走」をチェックアウトします。

本日は網走から北見へオホーツク地方を再び横断していきます。往路も美幌峠など大きく寄り道をしてのドライブでしたが、復路もまた寄り道をしつつ、北見へ帰ることにします。

まず向かうは「卯原内サンゴ草群落地」です。この時期、サンゴ草が赤くなりとても綺麗なことで知られています。

8:50
卯原内サンゴ草群落地に到着しました。

網走市街地の西側にある能取湖は海水湖で、日本一のサンゴ草(アッケシソウ)の群落地となっています。なかでも卯原内地区では観光協会が保護・育成を行い、木道やトイレなども整備されています。

卯原内サンゴ草群落地

あいにくの天気で「サンゴ草」が綺麗に写らないですが、それでも赤く染まった草は秋を感じさせてくれます。

サンゴ草

卯原内サンゴ草群落地

住所

〒093-0135 北海道網走市卯原内60−3

9:20
卯原内サンゴ草群落地を出発して、西北へと進んでいきます。すると間もなく北見市(旧・常呂町)に入ります。

ルートとしては、能取湖沿いに北上。常呂市街地を抜けた後、サロマ湖沿いに進みます。

サロマ湖

9:50
サロマ湖サンセットパーキング で軽く休憩を取って、すぐに出発します。このパーキングにはトイレがありませんので、ご注意を。
サロマ湖サンセットパーキング

「サンセットパーキング」というだけあって、夕陽が恐らくとても綺麗なことでしょう。

パーキングからの眺め
10:10
サロマ湖に突き出す「キムアネップ岬」に到着。今はキャンプ場なども営業をしていないので、今回は外から写真を撮りつつ、近くのパーキングでトイレ休憩をしてすぐに出発です。
キムアネップ岬

キムアネップ岬の後は「サロマ湖展望台」へと向かいます。サロマ湖展望台はサロマ湖が見晴らせる眺望の良い場所とのことですが、道中がダートらしく、訪問しづらい場所だそうです。

熊が出てきそうな坂道を約20分かけて進みます。途中で対向車が来ることもあり、慎重に運転をします。一人だと少し寂しい道でした。

10:30
「サロマ湖展望台」に到着。

展望台の真下にある駐車場に到着。つい数日前にヒグマがこの山域で出ましたという恐怖を感じさせる看板がありますが、展望台は駐車場から目と鼻の先なので、大丈夫でしょう。でも、やはり怖い。念のため、音楽をかけながら展望台まで登ります。

サロマ湖展望台

少しだけ急な階段を登って、展望台に到着です。

サロマ湖展望台

無事に到着。天気もよくなってきたので眺望が楽しみであります。

サロマ湖

北見市、常呂郡佐呂間町、紋別郡湧別町にまたがる日本最大の汽水湖です。汽水湖とは海水と淡水が入り交じっている湖のことで、他には浜名湖や宍道湖などがあります。

それでは「サロマ湖」の眺望を見てみましょう。オホーツク海とわずかに仕切られていることがよく分かります。

サロマ湖

西方も眺めてみます。とても良い景色です。

サロマ湖

サロマ湖展望台

住所

〒093-0421 北海道常呂郡佐呂間町浪速

(※)自動車でアクセスできますが、道路が狭く、またダートとなっているので、運転に不慣れな方は訪問に注意が必要です。

10:35
ヒグマ怖さからそそくさと展望台を去ります。

サロマ湖展望台を後にして、北見市中心部へと戻ります。本来は「道の駅サロマ湖」によるつもりでしたが、レンタカーの返却時間も迫っているため、直帰することにしました。

道中で美しい花が見えたので立ち寄ることにしました。こちらは「北見市仁頃はっか公園」という場所。北見はっか黄金期のはっか商・五十嵐弥一氏の私邸「ハッカ御殿」が置かれています。

北見市仁頃はっか公園

咲いていた花は「エゾミソハギ」という花。ちょうど8月頃が見ごろなようです。

奥はエゾミソハギです。

北見市仁頃はっか公園

住所

〒090-0003 北海道北見市仁頃町301

営業時間

10:00~16:00(夏季は9:30~16:30)

11:20
時間も限られているため、北見市仁頃はっか公園をすぐに出発。
12:00
タイムズカー北見駅前店で車を返却。
次回予告
北見から札幌へ、特急乗り継ぎ旅。

旅行記「晩夏のオホーツク紀行」