平成から令和へ、五島列島旅行#17

2019/5/6

旅の最終日がついにやってきました。新千歳から飛行機を乗り継いでやってきた五島列島。福江島から始まり、五島・上五島・小値賀と各エリアでそれぞれ2泊3日~3泊4日ずつの観光をしてきました。長い旅の終わりは寂しさもありますが、これからの毎日への元気もしっかりとチャージされました。

今日の天気はあいにくの雨。ただ、ずっと降るような雨ではなさそうです。まずは宿で朝ご飯を頂き、宿の方にフェリーターミナルまで送っていただきました。小値賀港から出発して、今日は宇久島を半日観光して、帰ることにします。

今日もまた美味しそうな和定食で朝が始まります。

小値賀港からフェリーに乗り、宇久平港に到着。下船する乗客は僅かで、代わりに多くの乗客が乗ってくる様子でした。港ではレンタカーをお願いしていたのですが、見渡す限り、それらしき人も車もない・・・

レンタカーをお願いしていた会社に電話をするとうっかり忘れられていたようですが、急いで来ていただきました。

宇久平港のフェリーターミナル。
宇久島は平家ゆかりの地です。

雨は止んだものの曇り空ではありますが、徐々に晴れてくる予報なので予報を信じて、島をぐるっと一周することにします。まずは平港からも近い「アコウの巨樹」を見に行きます。奈良尾神社でも見ましたが、デッカいアコウは本当に圧巻です。

アコウの巨樹

続いて、神浦地区へ。地区内のトンネルにあるかつての壁画広告が残っているノスタルジースポットがあるのを下調べで見つけたので、寄り道をしてみました。

雰囲気がありますがいつ頃のものでしょうか。

このころから徐々に天気もよくなってきて、無事に晴れ間も見えるようになってきました。ありがたい限りです。そうして向かった先は「火焚崎」です。ここは五島藩の祖先とされる平家盛が、壇ノ浦の戦いに敗れて流れ着いたとされる場所。五島の歴史にとって非常に大事なスポットです。

天気も無事よくなってきました!

その後は島の北部・東部を見ながらぐるっと回って、宇久平港へと戻ります。途中、レンタカーを返却する前にヤマトの配送センターに立ち寄り、大きいスーツケースの配送を依頼しました。宇久平港についた後はレンタカー屋さんに電話をして返却を完了。あとは港付近をぶらぶらして帰る予定です。

北部にある三浦神社。巨大なソテツが特徴です。
対馬瀬灯台。五島列島最北端にある灯台。
レンタカー返却後は宇久平港周辺をぶらぶらしました。こちらは神島神社。
東光寺。平家盛(のちの宇久家盛)を祀るお寺。
宇久島資料館

楽しい旅はあっという間。これにて観光は終了。長い帰り道のスタートです。まずは佐世保を目指します。

高速船に乗船。
佐世保についてすぐお昼ごはんで、佐世保バーガーを食べました。

佐世保からは高速バスに乗車し、長崎空港を目指します。

多客期なので早めに空港に到着。
夕ご飯は佐世保レモンステーキ重みたいなのを食べました。

長崎空港から羽田へ向かったのですが、10分ちょっとの遅延。(乗換案内によると)乗継の最終新幹線がこのままでは間に合いそうにない。

最終日に乗れないのはまずいということで、羽田空港から東京駅までタクシーを利用して何とか東京駅に到着。

何とか間に合った最終「やまびこ」に乗って、仙台へ帰ります。

最後は少し慌ただしかったですが7泊8日の充実した旅をすることができました。五島列島にはまた行きたいですね。次回は時間に余裕をもって。

(完)


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