2019/5/4
青方港からは「フェリー太古」で小値賀島へと向かいます。中通島から小値賀島へは距離こそ近いのですが、これまた交通の便は良くないのです。本数が非常に限られているため、お昼過ぎの、(それも博多行きの便に乗って)小値賀に行かざるを得ないのです。
何はともあれ、やってきた「フェリー太古」に乗って、小値賀へ向かいます。島からの別れはいつだって惜しいものです。フェリーの中は、この日のフェリー太古は連休も後半に近いということもあり、福岡方面へのUターンラッシュで非常に混雑していました。寝ている人もいれば、飲んでいる人もいれば、思い出話をする人もいれば、乗っているだけで「旅情」とやらを感じてしまいます。
小値賀島でもレンタカーを借りて、半日ばかりの島一周ドライブをします。今回借りたのは窓が手動でくるくる回すタイプのレンタカー。懐かしいやつです。なお、小値賀島自体はそんなに大きくないので、自転車などでゆっくりと時間をかけて回るというのも良いかもしれません。
まずは「地ノ神島神社」へ。遣唐使船の安全祈願を目的に建立された神社で、島内では最古の神社。この鳥居の先には野崎島があり、当神社から分祀された「沖ノ神島神社」が対岸にあるそうです。
つづいて「長崎鼻」へと向かいました。長崎鼻は海に突き出し岬で、放牧された牛たちが牧草をのんびりと食べている光景が広がっている場所です。また、その隣(車で行く場合にはぐるっと回る必要がありますが)には「五両ダキ」という隠れた小さな砂浜がありました。ここの海もまた本当に綺麗でした。
福江島や中通島といった主要離島とは違ったスローライフ感のある小値賀島。2泊する予定で、かつ予定も詰め込んでいなかったので、のんびりとした時間を過ごしました。
五両ダキの後は、小値賀島から橋でつながっている「斑島」へ向かいます。ここには「ポットポール」という石があり、出入りする海水の勢いで回転し、岩礁を削ること深さ3メートルにもなっているとのこと。なかなか見つけづらいんだよなとこういうのと思って向かいましたが、→がしっかりあって、すぐに見つけられました。
斑島から戻ってきて今日の宿に到着です。レンタカーはここまで取りに来てくれるとのこと。ありがたい限りです。ということで、宿でチェックインを済ませます。その後、町をぶらぶらしつつ、夕食をとることにしました。
翌朝は早いので、後は宿でゆっくりと過ごしました。
(続く)
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