平成から令和へ、五島列島旅行#5

2019/5/1

新しい時代が始まった2019年5月1日。平成時代に終わりを告げ、令和時代の幕開けです。このころ、世間的には比較的景気も悪くなく、来年やってくる東京五輪もあって、新しい時代への夢が多く語られていたような気がします。

初日の朝を迎えたのは五島列島・福江島にある「コンネホテル」。朝一番でホテル向かいにある(ホテルと同じ会社でやっている)食堂で朝食バイキングを頂き、タクシーに乗車します。タクシーで向かうのは、久賀島という二次離島へ向かうフェリー乗り場です。

朝食バイキング。お昼が遅くなる見込みなので、たっぷり頂きました。
ド派手なフェリーで久賀島へ向かいます。
フェリーを下船した後はレンタカー屋さんの車に乗車して、島中心部にあるレンタカー屋さんの事務所へ向かいます。こちらで手続きをして電気自動車をレンタルしました。

それでは、レンタカーで出発です。先ほど出発した港方面に一度戻ります。まず向かったのは「浜脇教会」。この「浜脇教会」は1931年に建設された五島列島で最初のコンクリートで作られた教会とのこと。

1931年に建設されたとは思えないくらい綺麗に整備されています。

続いて、「牢屋の窄殉教記念教会」へと向かいます。ここは明治元年から始まったキリシタン迫害の際に、200名の信者が押し込まれ、42名が犠牲になった場所とのこと。慰霊碑が建てられています。

この聖堂は1984年に建設されたそう。

さて、次は久賀島観光で最も外せない「旧五輪教会堂」へと向かいます。世界遺産にも含まれている旧五輪教会堂は観光時間を事前にウェブで予約する必要があるので、予約時間に合わせての訪問です。

なお、この旧五輪教会堂への道は非常に狭く、特に奥の駐車場手前までの区間は行き違いが困難なため、注意が必要です。行き違いしやすい区間の最後にも駐車スペースがあるので、そこに車を置くのも一つです。(自分は下調べでもっと奥まで行けると書いてあったので奥まで行ったのですが、帰り際に行き違いのために結構な時間をロスしてしまいました。)

駐車場からは山を下りながら歩いて無事に五輪協会地区に到着です。なお、車道は直接通じていないため、歩いての訪問が難しい場合は、船で直接アクセスするルートを選ぶしかありません。

この旧五輪教会堂はもともと、浜脇教会(先ほど訪れた教会)として建設され、それが移築されました。
教会から見た港
現在の「五輪協会」
海辺に建っていることがよく分かります。
五輪エリア全体の様子

五輪協会の観光を終えた後は駐車場に戻り、再び島内観光へと向かいます。この駐車場を出て見通しの悪い、交換のできない区間では(交換のため)何度か後退しつつ・・・という運転技術が試される場面が。(無事乗り越えられてよかった。笑)

帰り際に撮影した島東部の「蕨」の集落。この集落は三次離島の「蕨小島」の玄関口です。

天気がイマイチではありますが折角なので展望スポット「折紙展望台」へと向かいます。コバルトブルーの海は望めそうにありませんが、島内でも標高の高いところにあり、眺望が良いとのこと。

蕨集落・蕨小島方面
その反対側。
展望台を離れた後は島の中心部に戻り、観光交流センターを一応訪問。その後、レンタカーを返却しました。

レンタカーを返却した後は行きと同様に港まで送っていただきます。復路は福江港行きの観光船タイプの船を利用して帰ります。

島に帰省をしていた人の見送りなども見つつの乗船です。

3日目の午後は福江島の絶景スポットを巡ります。

(続く)


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