2019/5/2
短い奈留島での時間を終え、フェリーに乗り込みます。向かうは「上五島」です。
滞在時間が短いのには理由もあります。五島列島は大きく分けて、福江島を中心とする「五島市」、中通島を中心とする「新上五島町」、それ以北の「小値賀・宇久」の３つのエリアに恐らく分けられます。この五島市～新上五島町間といったエリア跨ぎの移動はルートも限られているので、全部を回ろうとすると日程は割と決まってきてしまいます。ということでこのお昼のフェリーに乗って、新上五島へ向かう必要がありました。
本当はゆっくり奈留島でもっと過ごしたいところなんですが。（もっとも限られた連休期間というのが一番の要因ですが）
ほぼ定刻通りに奈良尾港に到着。奈良尾は中通島南部の中心的な街。上五島旅行は、ここでレンタカーを借りて、中通島・若松島を観光して、２泊した後、中通島北部の有川でレンタカーを返却する２泊３日の行程。
レンタカー屋さんの車で営業所まで行き手続きをして、まずは奈良尾中心部に向かいます。お目当ては奈良尾中心部にある「奈良尾神社」のアコウの樹。
アコウの巨樹を眺めた後は中通島を北上します。まずは煉瓦造の福見教会を訪れました。
続いて、海を向いたマリア像を見に行きました。この像は「希望のマリア像」という名前で、航海の安全や大漁祈願を目的に地元のカトリック船団によって建立されたそう。
その後は若松島方面に向かうため、いったん奈良尾まで戻ります。途中に、高井旅海水浴場を訪れました。中通島の海も非常に綺麗で、美しいです。
若松島へは中通島から橋でつながっているため、この橋を渡り、若松島へ入ります。まずは島内の観光はせず、若松島から連なる漁生浦島・有福島を経由して、最奥の日島へ向かいました。
この日島には石塔群があります。かつて14～15世紀に倭寇によって持ち運ばれた古墓群とのこと。
若松島へ戻った後は今日の宿に向かうのですが、一か所だけ「土井の浦教会」を訪れます。
上五島の初日は主に教会を巡りました。この後は今宵の宿へと向かいます。
（続く）
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