道南探訪#3

横綱の里・福島

Date: 2025/6/7

福島町 青函トンネル記念館

木古内の宿を出発して、向かうは南です。木古内町の一つ南は知内町で、国道沿いに山や峠の雰囲気を超えることなく市街地には到着します。ただ、知内町については、名秘湯である知内温泉に訪れたことがあるので、今回はスキップして、次の福島町へと向かいます。

福島の市街地に入って最初の見どころは「青函トンネル記念館」です。青函トンネルの記念館といえば、青森県側の施設が有名ですが、北海道側の福島町にも記念館が設けられています。

館内では、青函トンネル建設までの経緯、建設中の出来事、そして未来について展示されています。ただ、やはり見どころといえば、建設に使われた機械類の展示でしょう。実際に使われた機械類が展示されていて、どのように使われたかの解説がされているので、海底トンネル建設のいろはを学べます。

さらに青函トンネルが津軽海峡線として使われていた時代の吉岡海底駅の展示もありました。小さいころ、父親と一緒にこの吉岡海底駅の見学をしたことがあり、とても思い出深いです。たしかドラえもんとコラボしていたんですよね。

横綱千代の山・千代の富士記念館

記念館の見学を終えて、少し南にある「道の駅 横綱の里・ふくしま」へ移動してきました。10年前にも訪れましたが当時からはリニューアルされているようです。市街地のなかにある道の駅のため、駐車スペースも多くなく、施設自体も小さめですが、ソフトクリームなどが食べれるほか、お土産品もしっかり取扱しています。

道の駅の隣には「横綱千代の山・千代の富士記念館」があります。

千代の山と千代の富士はいずれも福島町出身の横綱で、千代の山は北海道出身で初の横綱、千代の富士はその弟子で通算1000勝の大記録を達成した横綱かつ相撲界初の国民栄誉賞を受賞した人物として知られていて、この記念館はその二人の功績をたたえるべく作られた記念館です。

故郷に錦を飾る偉大な先輩を見たから、というのはあるのかもしれませんが、(失礼な意図はなく、)この小さな町からこれだけ偉大な横綱を輩出するというのは並大抵のことではありません。

館内では、2人の横綱が誕生するまでの軌跡、名勝負、賜杯・国民栄誉賞の賞状など、両横綱に関する様々な展示を見ることができます。また、両横綱が所属していた九重部屋では、現在も夏合宿をこの地ですることが多く、稽古に使われている土俵も見ることができます。

ささ井・アワビカレー

両横綱の歴史を学んだあとはランチとしたいところですが、まだちょっと早いので、朝風呂ということで、昨年に建て替えられたばかりの「吉岡温泉」へやってきました。

大浴場はかなり広く、内風呂が3つ、さらに露天風呂も1つ、サウナもありました。旅程の都合もあるので、そこまでのんびりはできなかったのですが、これはですね、道南のなかでもかなりハイクオリティな日帰り温泉だと思いました。今度はのんびり再訪したいところです。

入浴後はランチの前に市街地近くにある「海峡横綱ビーチ」へやってきました。人工のビーチということではありますが、晴れると津軽海峡越しの津軽半島も眺められるようです。この日は天気がいまいちでのんびりしていたら、雨がぽつぽつ降ってきたので、ランチへ向かうことにしました。

お昼は地元の人に愛されるお食事処「ささ井」へやってきました。地方の食堂あるあるの多種多様なメニューに加えて、天ざるファミリーそば(5,000円)などもメニューに並んでいました。大食い向けではなく、本当に家族向けなのでしょう。

私はというと、新・ご当地グルメな「アワビカレー」を注文しました。福島町では、津軽海峡のミネラル豊富な海水をかけ流す環境で、日本初の陸上養殖を行っているようで、このカレーは贅沢にそのアワビを3つ使っています。

カレーなので外すわけないのですが、アワビも含めて、とても美味しくいただけました。ただ、周りの方が頼んでいた通常メニューもどれもおいしそうで、次来た時は悩んでしまいそうです。

白神岬

アワビカレーでおなかいっぱいになった後は、松前町を経由して、上ノ国町へと向かいます。松前町は過去に宿泊したり、観光したり、しているので、今回はさらっと通過することにしますが、松前半島最南端・白神岬では途中休憩をしました。

白神岬は、福島町から松前町に入ってすぐのところにある岬で、北海道最南端の地です。

白神岬からは本州が見えるのですが、この日は天気が悪いので、どうだろうと思いながら、本州方面を見てみると、津軽半島がしっかり見えました。

津軽半島はしばらく行っていないので、久しぶりに行ってみたいところです。

休憩を済ませたら出発します。松前市街地の観光は2020年2021年にしているので、今回は松前市街地より先に進み、上ノ国町へと向かいます。

(つづく)