新春！福のたび＃１

ＡＮＡ２９０便（札幌・新千歳→福岡）搭乗記

Date: 2022/1/6

新年最初の旅

今年も南へ。目指すは古代からの日本の玄関口―福岡

北海道に転勤してきて以来、毎年「成人の日」の連休に合わせて年末年始のお休みを頂いてお出かけをしていますが、今年もまた３連休に休みを追加して、飛行機に乗って旅へ出ることにしました。

２年前の２０２０年（令和２年）はコロナ禍直前に千歳発台北行きエバー航空ビジネスクラスに乗って「台湾旅行」へと出かけました。昨年の２０２１年（令和３年）は悪天候の影響もあり予定通りの旅が出来ませんでしたが、大分県の湯どころ「別府旅行」へと出かけました。

さて、今年、２０２２年（令和４年）はと言うと、千歳発福岡行きのＡＮＡ便に乗って「福岡旅行」へと出かけることにしました。昨年、一昨年と同じく、南西方向への旅です。

活況の快速「エアポート」で

１月に入ってからというもの道央圏は（日によって豪雪地域が違うものの）連日の大雪によりＪＲのダイヤは若干の乱れが生じていたものの、乗車した快速「エアポート１１２号」は定刻通りの運行でした。ｕシート・指定席は本日もほぼ満席と大変活況です。オミクロン株による第６波が近づきつつありますが、一日も長く活況が続き、そして一日も早く日々が来ることを祈るばかりです。

新千歳空港に到着した後、所用を済ますため空港内の郵便局へと向かいました。郵便局で所用を済ませた後は空港内でお弁当やおつまみを買って、ＡＮＡラウンジでお昼ご飯を取ることにしました。

食べ過ぎ！？のスタート

おつまみの調達

まずは「かま栄」で「パンロール」と「みそ南蛮」の揚げ蒲鉾を購入します。昨夜の１８時頃から食べていないこともあってか空腹感があり、揚げ蒲鉾で良しとすればいいものを、ついつい佐藤水産の「いくら石狩鮨」を購入してしまいました。

まずは「いくら石狩鮨」からいただきます。「石狩鮨」を食べるのは今回が初めてですが、かにと秋鮭の押し寿司となっています。ちょっと食べづらさはありますが見かけ通りのおいしさ。新千歳空港のロングセラー空弁になるだけはあります。

ラウンジ内では若干の作業をしながらゆっくりと過ごすことにします。段々とラウンジ内が混雑してきたので何事かと思うと、この日は首都圏での大雪の影響で、羽田空港発着便のダイヤが大幅に乱れており、１３時３０分発が５０分遅延になったとのこと。そうは言っても、２時間近く前に来たこともありだいぶ飲みすぎてしまいました。

搭乗ゲートへ

出発２５分前にゲートへ着くようにラウンジを出発して搭乗口１０番ゲートへと向かいます。なお、搭乗する「ＡＮＡ（ＮＨ）２９０便」は福岡発千歳行き「ＡＮＡ（ＮＨ）２８９便」の折り返しで機材が充当されていて、２８９便の到着が定刻１２時１５分で、この日は遅れもなく到着しているので、余裕のある搭乗が行われるようでした。

千歳から福岡へ

最後列

今回は普通席最後列の「３３Ｋ」席を予約。ＡＮＡのＢ７８７では、普通席は３列－３列－３列の横９列シートとなっていますが、機体後方部は全幅が狭くなるため、窓側は２列かけのシートとなっています。今回は少しでも快適な移動が出来るよう、そのシートを予約しました。

Ｇｒｏｕｐ２での優先搭乗効果もあり、（３列から２列へと変わるため）前の２席に荷物が収容できるため、ここにすべてを収容します。これが出来るのがこの席の魅力です。

離陸

荷物をセットし終えて搭乗が終わるまでの間も「鬼滅の刃」の続きを見ながら待ちます。この日はプレミアムクラスには空席がありましたが、普通席はほぼ満席でのフライトのため、多くのお客さんがやってきました。

ほぼ定刻通りに１０番スポットを出発し、九州・福岡へ向けて１４時２５分に離陸しました。その後、右に大きく旋回して、苫小牧から室蘭にかけて太平洋岸に沿って飛行します。

支笏湖と洞爺湖

新千歳空港から本州方面への離陸時には右側に「支笏湖」が見えますが、羽田便と比べても陸地近くを飛行するため、より支笏湖をくっきりと見ることが出来ました。

更に進むと、右側には「洞爺湖」が見えてきました。洞爺湖は羽田行きでは基本的に見ることが出来ないため貴重です。この日は雲も晴れて、くっきりと眺めることが出来ました。

空中散歩

その後は津軽半島から日本海へ抜けて、島根県付近まで日本海上空を飛行します。雲が多かったうえ、日本列島と反対側の右側席だったため、窓の外には雲と（その下の）海が見えるのみです。そのため、「鬼滅の刃」の続きを見つつ、そしてたまにウトウトしつつ、と空の旅をゆっくりと楽しみます。

福岡市街

島根県松江市付近からは中国地方を縦断し、広島市・美祢市上空などを通過して、日本海側から福岡空港へアプローチしていきました。フライトレーダーを見ると、日本海に沿ってそのまま福岡市に向かうことが多いようですが、気流の問題なのか、時間調整なのか、この日は広島市付近へ迂回してのフライトでした。ただ、残念なことに雲の影響で陸地の状況は見ることが出来ませんでした。