新春!福のたび#7

博多まちあるき(川端&水炊き編)

Date: 2022/1/7

前回記事の振り返り
宿泊している「ドーミーイン博多祇園」から博多駅周辺をぐるりと回ってきた後、午前中最後の観光は「博多町家ふるさと館」へ。思っていた以上に面白い施設でしっかり見ることが出来ませんでしたが、充実した観光でした。

博多名物

老舗「水炊き」店へ。

博多の鍋メニューとしては「もつ鍋」と「水炊き」の二大巨頭なイメージですが、これから頂く「水炊き」の方が文化としては先輩格のようです。明治時代後期に、西洋のコンソメスープと中華料理の鶏スープから考案されたメニュー。鶏ガラを「水から炊く」ことがその名の由来です。

今回はそんな水炊きを名店「水炊き長野」さんで頂くことにしました。電話で予約を行い、予約時に「骨つき肉かミンチ肉か」を選択できるので、今回は「骨付き肉」をオーダーしました。

水炊き長野

お店に入り、予約している名を伝えると席に案内されます。予約に合わせてある程度準備されているようです。瓶ビールを注文して、ビールがやってくるのを待ちます。

水炊き長野

住所

〒812-0020 福岡県福岡市博多区対馬小路1−6

営業時間

12:00~22:00(日曜定休)

(※)2022年1月7日現在の情報です。

水炊きの作法

間もなくして、ビールとお通しがやってきました。

水炊きセット

まずは昼ですがビールから。銘柄は大好きな「一番搾り」です。

瓶ビール

店員さんが調理をしてくれるので待っているだけで鍋が完成するよう。そのため、酢もつを食べつつ、ビールを頂きます。

酢もつ

煮立ちましたらまずはスープを頂きます。落ち着く味わいです。その後、まずは鶏肉を食べるように、とのことなので、作法に従って、鶏肉を頂きます。シンプルな味わいですが、これが美味しい。

水炊き鍋

ある程度食べたところで店員の方に話しかけられ「野菜」を鍋に投入します。

野菜

いい匂いが広がってきます。食べごろになると火を弱めて頂けるので、改めて頂くことにします。

水炊き

それではいただきましょう。やさしい味わいに感動しつつ食べ進めます。

取り分けた「水炊き」

一通り食べ終えた頃に再びスタッフの方がやってきまして、「おじやは頂きますか?」とのこと。2人前からが基本ですが、1人の場合は1人前からお願いできるとのことだったので、1人前お願いします。

おじやの調理はスタッフの方がやってくれるため、スープの量なども調整して、ちょうどよい塩梅にして頂けます。これは嬉しいポイントです。

おじやに

そうして出来上がったおじやを頂きます。一杯目は取り分けていただいたような気がします。鶏ガラの優しい味わいとご飯、玉子がほどよく混ざり、非常に美味しかったです。

おじやとお漬物

お腹いっぱい食べて完食です。

食後は再び。

櫛田神社

お腹いっぱい食べた後は先ほど途中で撤退した櫛田神社付近に戻ります。もうちょっと計画的に行動をすべきだったなと若干の反省をしつつ、「博多町家ふるさと館」の隣にある櫛田神社へ向かいました。

櫛田神社

櫛田神社

住所

〒812-0026 福岡県福岡市博多区上川端町1−41

公式サイト

https://www.hakatayamakasa.com/61866.html

櫛田神社は博多の氏神様・総鎮守として市民に信仰されてきた神社で、博多祇園山笠や博多おくんちなどの祭事を執り行っている神社でもあります。この日も地元の方を中心に多くの方が初詣に来ていました。

境内

また、博多祇園山笠の飾り山が常設されています。これだけ大きな山笠が街を行く姿はぜひ一度見てみたいものです。

山笠
川端通商店街

参拝した後は「川端通商店街」へ出ます。約400メートル続くアーケードの商店街で約120店が軒を連ねています。今日はこの川端通商店街を歩いて、地下鉄中洲川端駅へと向かいます。

川端通

商店街を歩いていると途中に「川端ぜんざい広場」という休憩スペースがあるのでこちらにも立ち寄ることにします。

川端ぜんざい広場

川端ぜんざい広場

住所

〒812-0026 福岡県福岡市博多区上川端町10−256

営業時間

11:00~18:00(金・土・日・イベント時に営業)

(※)2022年1月7日現在の情報です。

「しっかり甘い」川端ぜんざいは川端通の名物でしたが一度閉店。その後、商店街が復活させて今の形態となったそうです。券売機で注文をした後、広場内にある山笠を見ながらぜんざいが来るのを待ちます。

山笠

間もなくしてぜんざいがやってきました。白玉ではなく「焼いたお餅」なのでボリューム感はそこまでありませんが、しっかり甘くとても美味しかったです。商店街散策の休憩に持ってこいです。

川端ぜんざい

食べ終えた後は、商店街と交差するように地下鉄中洲川端駅があるため、中洲川端駅から地下鉄に乗車します。

次回予告
地下鉄に乗って向かうは「大濠公園」です。

旅行記「新春!福のたび」