平成から令和へ、五島列島旅行#1-2

ORC95便/ANA4695便搭乗記(福岡→五島福江)

Date: 2019/4/29

前回記事の振り返り
札幌で先輩の結婚式に参加したGW2日目。3日目からは旅行の時間ということで、朝イチで新千歳空港から羽田空港を経由して、福岡空港へと向かいました。
条件付き運航

福岡空港に到着したのは11時35分(定刻)です。乗り継ぐ五島福江行きの出発は12時35分であるため、1時間ちょうどの乗り継ぎ時間です。こうして考えると、新千歳から羽田、福岡、五島福江と乗り継ぎがとても良いですね。とは言え、この時点では天候調査中であるため、欠航になる恐れもあり、やや不安な状況です。

出発する12番ゲート前で天候調査の結果を待っていると、無事(?)に「条件付き運航」となったようです。「条件付き運航」となったのは恐らく初めてなので不安は残りますが、無事に福江まで飛んでくれることを祈るのみです。

搭乗ゲートの案内
揺れる機内

定刻通りに福岡空港を出発し、五島福江空港へ向かいます。機内では「本日のフライトでは揺れが予想される」とのアナウンスがありました。小型機ということもあり揺れやすそうなので、ちょっと不安であります。

離陸して少しすると揺れが始まりました。また、雲も厚いようで、ずっと雲の中のフライトとなりました。福江空港付近に進んだ際に再度機内アナウンスが入り「現状では滑走路が見えないため旋回して待機の上、場合によっては福岡空港に帰る」とのアナウンスがありました。

いよいよ、これはもしかしたら着陸できないかもと言う気持ちが高まり、機内も不穏な空気が漂っていましたが、しばらくして福江空港へアプローチすることになったようで、ひどい揺れのなか、五島福江空港に着陸しました。着陸後には機内で拍手がありましたが、本当に不安なフライトの中、最後まで無事に着陸してくれて、本当に感謝です。

福江空港は暴風雨でしたが、出口前にスタッフの方が待機してくださっていて、傘をさしていただけました。

福江空港に着陸したORC機

その後は、預入荷物を受け取って、迎えに来てくれたレンタカー屋さんの送迎車でレンタカー営業所へと向かいました。

遅めのランチ

営業所からはまず福江港のフェリーターミナルに向かいました。フェリーターミナルでは五島名物である「五島うどん」の「食い亭」さんで遅めの昼ごはんをする予定です。

「食い亭」があるのはターミナルの奥で、どこか駅の立ち食いそば屋さんのような雰囲気があります。大都市の交通機関が鉄道であるように、離島間の交通手段がフェリーなので、それは当たり前と言えば当たり前なのですが。

五島うどん食い亭

注文したのは「野菜揚げうどん」です。お値段は600円。駅そばと比較すると少しお高めですが、とはいえ安いです。

野菜揚げうどん

まずスープを頂くと、あごだしの優しい味わいが口いっぱいに広がります。うどんはやや細く、コシはそこまで感じないです。旅の初日に疲れているのも変な話ではありますが、疲れた身体には染みる一杯でした。

五島うどん食い亭

[補記]2021年10月14日
この店舗は2021年4月に営業を終了しています。住所・営業時間は訪問時の情報です。

住所

〒853-0015 長崎県五島市東浜町2丁目3−1

営業時間

7:00~17:00(日曜定休)

次回予告
食後はターミナルで情報収集をして、いざ福江島観光に出発です。

旅行記「平成から令和へ、五島列島旅行」

『平成編』 五島市(前編)

『令和編』 五島市(後編)

『上五島編』 新上五島町

『小値賀・宇久編』 小値賀町・佐世保市宇久町