羽幌沿海フェリー乗船記(焼尻港→羽幌港)
Date: 2021/7/25
フェリーを見送って
歩いて焼尻港に到着。すると間もなく、羽幌からのフェリーがやってきました。これは昨日、羽幌から天売まで乗船した便で、これから天売へと向かいます。連休最終日ということもあってか、乗客は僅かにしかおらず、寂しい印象でした。
このフェリーが出発した後から、高速船の乗船券の発売が行われます。列に並んで乗船券を買い求めます。高速船なので料金は少し高く、羽幌まで2,960円でした。この区間は事前予約をしていましたが、チケット自体は予約の有無で何か変わるということはないようです。
チケットも買ったので、あとは高速船の到着を待ちます。青空の下、静かな港で待つ時間というのはやはり良いものです。なお、写真に観光ハイヤーで島内観光と書いてあるのが昨日利用した「焼尻観光ハイヤー」のことですが、ご覧のように1,400円で利用できますので、ひとり旅の方にもおすすめです。
しばらくすると高速船が焼尻港に入港してきました。
大きく旋回して着岸します。
船首付近には「観音崎らいな」というキャラクターが描かれています。「観音崎」は昨日訪れた天売島の景勝地から、「らいな」は当船の名前「さんらいなぁ」から取られているそうです。
旅立ちの時
焼尻に別れを告げて。
乗船して、今回もまた展望デッキへ。焼尻島との別れのときを待ちます。停泊時間は10分なので、間もなくして出港の時間となります。短い滞在ではありましたが、焼尻島を離れ、北海道本土へと戻ります。
出港して少しすると「焼尻郷土館」などが立ち並ぶエリアを見ることが出来ます。郷土館の真下には番屋が立ち並んでいるようです。
高速船というだけあってどんどんスピードを上げていきます。あっという間に焼尻島全体がレンズに収まるようになってきました。青い空と青い海、最高の船旅ですが、どこか名残惜しいような気持になります。
船内の様子
ここで、船内の様子を紹介します。
2等席
基本的に船内の座席は「2等席」しかありません。リクライニングシートが並んでいます。
ラウンジ席
船の後方にはラウンジタイプの座席があり自由に利用することが出来るようです。
展望デッキ
高速船ではありますが、展望デッキに登ることが出来ます。天候によっては閉鎖されることもあるようです。
羽幌港へ到着
展望デッキから自席に戻り、羽幌までゆっくりします。なお、この航路はほぼ全区間で携帯電話の電波が通じるほか、Wifi環境もあるため、インターネットには不便しませんでした。
羽幌港で下船し、羽幌港連絡バスに乗り継ぎ、沿岸バスの本社ターミナルへと向かいます。
予約した高速バスまでしばらく時間がある(次のフェリーでも時刻表上はギリギリ間に合う)ため、ターミナル付近をぶらぶらして、高速バスを待つことにします。
次回予告:帰りは札幌まで乗換なしの高速バスで
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