2021/1/9
東洋軒最寄のバス停「石垣八丁目」から鉄輪温泉へと向かいます。バスは別府市内の住宅地内を走りつつ、徐々に坂を上っていきます。住宅街のなかにある狭い道路をバスで走るのはなかなかに好きと言うか、ワクワクします。
そして鉄輪温泉のバス停に到着。想像していた場所と違うところに着いたのですが、どうも大分市内のバスは「大分交通(今回乗車)」と「亀の井バス」で鉄輪側のターミナルが違うようです。
何はともあれ鉄輪温泉を散策していきましょう。
湯気が出てくる道を見ると、温泉地に来たなあという感がより強く思います。そして、色んなところから出る煙に、映像でしか見たことのなかった「別府・鉄輪」に来たなと感じます。
さて少し歩いていると「鉄輪むし湯」に到着しました。ここは、鎌倉時代の1276年に時宗の開祖・一遍上人によって開かれた鉄輪温泉を代表する「むし湯」です。
入ろうかなとも思いましたが荷物も多いので少し観光して宿に荷物を置いてから来ようかなということで入らず。なお、結局面倒になり、今回は入りませんでした。
代わりと言ってはアレですが敷地内にある無料の足蒸しを利用してみました。足だけむし湯みたいなもんですが、これが非常に気持ちよかったです。足の疲れが一気にとれました。
10~15分近く足蒸しをして疲れを取りました。他に使っている方もいなかったので非常にゆっくりできましたが、混雑時は独り占めせず順番に使いましょう。敷地内にはほかに、「一遍湯かけ上人」・「旧むし湯」があります。一遍上人にお参りをして、旅立ちます。
歩いて向かったのは「亀の井バス」の鉄輪バス乗り場。
大分交通の乗り場よりも中心地に近く、バスの本数もこちらのほうが多いようです。ここから別府地獄めぐりをするため、バスに乗って「血の池地獄」へ向かいます。バスで数分ほどの距離ですが、アップダウンもあるのと歩道も狭いので、バス利用がお勧めです。
なお、地獄めぐりのうち、血の池・龍巻の2地獄とそれ以外では場所が少しだけ離れていますが、公共交通利用の場合は血の池・龍巻を先に行くのがお勧めです。
それでは地獄に入っていきましょう。入口で7地獄共通券を購入して入場します。お土産コーナーを抜けていくと、真っ赤な「血の池地獄」が現れました。本当に「血の池地獄」でびっくりです。
血の池地獄は日本で一番古い天然の地獄とのこと。 地下の高温、高圧下で自然に化学反応を起こし生じた酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出・堆積することで池一面が赤く染まっているそう。
赤い地獄をゆっくり眺めます。この日の別府は時より雪もちらついていたため、雪降る血の池地獄を眺めることが出来ました。
さて、奥に展望台もあるようなので、少し登ってみることにしました。展望台からは「血の池地獄」を一望できるのですが、湯気の量が物凄く、なかなか赤い地獄全体を眺められるタイミングはありませんでした。
展望台から下りて売店で、血の池地獄名物を買ってみます。ここの名物は「血ノ池軟膏」という塗り薬で、血の池地獄から湧き出る粘土から作られた皮膚病に効くそうです。まだ使ってはいませんが。
その後、足湯に浸かって、お土産ショップを見て、血の池地獄を出発します。次に向かうは「龍巻地獄」です。血の池地獄の隣接していて、徒歩すぐなので、歩いて向かいます。
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