平成から令和へ、五島列島旅行#1

ANA搭乗記(札幌千歳→東京羽田)

Date: 2019/4/29

新しい時代


平成ゼロ年代前半生まれの私にとって、平成時代とはまさに人生でした。いくら「失われた○○年」と自分の年齢が殆ど同じくらいに増えていっていたとしても、平成時代への思い入れは強いものです。

そんな平成時代も間もなく終わりを迎えます。でも平成の終わりはそれほどに絶望はなく、むしろ「失われた○○年」という言葉が最近はあまり聞かれなくなったような、そんなことさえも思うことができる頃合いだったような記憶があります。この部分を執筆している2021年に思い返すのであれば、よりその思いを強くするのです。

10連休

令和時代への移り変わりが「10連休」になると決まって以来、この10連休は五島列島に行こうと決めていました。五島の島々を堪能するにはちょっとの連休では足りないだろう、と。しかし、「10連休」ともなると色々と誘いや予定があるもの。10連休でなければならないもの以外は別の日にちでスケジューリングをしていたのですが、お世話になった先輩の結婚式とあってはやはり行きたいものです。

ということで10連休初日は仙台市から東北・北海道新幹線と特急「スーパー北斗」を乗り継いで札幌へと向かいました。まさか数か月後から北の大地に住むことになるとは当時、思ってもみなかったので「北海道に来てまで勿体ない」と思いつつも、結婚式のためだけに札幌に来ました。

到着した初日は札幌で転職した後輩と飲みに行き、翌日は結婚式、その後の2次会・3次会等々と楽しみました。札幌駅北口にある東横インに宿泊していたのですが、宿に戻ったのは2時前。翌朝は大変早い出発を予定していたため、いささか不安ではありましたが、シャワーを浴びて、ベッドに入ります。

宴のあと

そして仮眠程度で起床して、札幌駅前を5時15分頃に出発する始発の新千歳空港行きの空港連絡バスに乗車します。この日は、始発のJRを乗り過ごした時のリスクを考え、朝イチのバスを利用することにしました。バスの車内はもちろん爆睡でしたが、記憶では早朝のバスにも関わらず、お客さんが5割くらいは乗っていたのが印象的でした。

新千歳空港では自動チェックイン機に向かいましたが、3行程の乗り継ぎは対象外となるのか、上手くチェックインすることが出来ず、あたふたしているとグランドスタッフの方に声をかけられ、有人のチェックインカウンターへ案内されました。有人カウンターでは千歳→羽田→福岡→五島福江と3区間のチェックイン・荷物預入を無事にすることが出来ました。

ゲートに着いたのは7時前。7時30分出発予定なので丁度いい時間に到着しました。まだ機内への案内は始まっていないようだったので、立って案内を待ちます。座って寝てしまっては大変ですからね。

新千歳空港
ANA50便 札幌千歳→東京羽田

7時過ぎに搭乗開始となったため機内に入っていきます。当日は機材変更があり、座席位置が変わっていましたが、大型機になったということもあってか機内はガラガラでした。横1列誰もいないような状況。これは快適に過ごせそうです。とは言え短い睡眠時間でありましたので出発する前に眠りについて、羽田までしっかりと爆睡しました。

ANA247便 東京羽田→福岡

羽田空港では福岡空港行きに乗り継ぎをします。北海道に転勤した後は羽田乗り継ぎを何度もしていますが、恐らく羽田乗り継ぎをしたのは初めての経験でした。9時5分について9時45分発と乗り継ぎ時間も短いため、そのまま搭乗口へ向かいました。羽田から福岡までも同じく爆睡したと思うのですが、この時の記憶がまるでありません。いや、爆睡したからないのかもしれませんが。

そういえば、羽田空港での乗り継ぎをする際に知ったのですが、福岡空港から乗り継ぐ便が「天候調査」とのこと。現地である福江島の天候が悪いようです。不安な時を過ごします。

次回予告
無事に福江空港へ行けるのか。ORC/ANA搭乗記です。

旅行記「平成から令和へ、五島列島旅行」

『平成編』 五島市(前編)

『令和編』 五島市(後編)

『上五島編』 新上五島町

『小値賀・宇久編』 小値賀町・佐世保市宇久町