道南さくら紀行#11

2021/4/24

江戸時代の雰囲気を楽しめる「松前藩屋敷」を後にして松前城方面へと戻っていきます。

津軽海峡を望みながらの下り坂

松前の市街地までは下り坂となっていて、奥には津軽海峡を見ながら歩くことができます。

花木園

松前藩屋敷の近くにある公園です。のんびりここでランチとかも良さそうです。


光善寺

続いて到着したのは「光善寺」。後水尾天皇から山号と法衣を賜ったというお寺。1533年に創建された。

立派な門構え

入っていきましょう!

血脈桜

ここ「光善寺」には「血脈桜」という桜があります。松前で最も多い「南殿」の親木で、松前三大桜の一つとされています。


龍雲院

1625年創建のお寺。箱館戦争での消失を免れた唯一のお寺だそうです。

境内の様子
蝦夷霞桜

松前三大桜の一つである「蝦夷霞桜」。この桜は開花時期が遅いらしく、まだつぼみの段階でした。

シロバナタンポポ

日本在来種の「タンポポ」で確認されている中では最も北に生えているのがここだそう。


ここからは松前城周辺のスポットをいくつか見つつ、道の駅へと戻っていきます。

法幢寺

松前藩主の菩提寺で、1490年創建。

松前藩主松前家墓所

法幢寺に隣接して、松前家歴代藩主と家族の墓所があります。

桜咲く道

素敵な雰囲気の道となっています。

法源寺山門

奥尻から移されたという曹洞宗のお寺で、山門は道内最古のものとのこと。

松前神社

寺町を歩いた後は最後に「松前神社」へ。こちらでおみくじを引いたところ「小吉」でしたが、「旅はよろし」とのこと。よしとしましょう。

縁結びの木

今日一番お祈りしておきました。

臥龍梅

北海道では桜と梅がほぼ同じ時期に咲きますが、この梅はまだ咲いていないよう。

堀廻水路と旧松前線のトンネル

帰りはお濠沿いの散策路を辿って帰ります。右側のトンネル跡は旧国鉄松前線のトンネルだそう。こんな場所に線路を通していたのかと思うと驚くばかりです。

松前福山波止場跡

道の駅から見えるこちらの波止場跡は、明治時代に船が大型化されるに伴い設置されたものです。

松前駅跡

帰る前に旧松前駅付近も桜並木になっていて綺麗!とのことで立ち寄ってみました。

この後は今宵の宿へと向かうわけですが、街歩き途中の景色をまとめてご紹介しておきます。


歩いた後は汗を流すべく温泉へ。向かうは北海道最古の湯です。

(つづく)


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