道南さくら紀行＃９

松前城を後にして、まずは北に向かって歩きます。目的は…というと、前回、松前の桜を見に来た時には、あまり時間もなく（今とは観光の仕方が違ったので）、そして天気もイマイチだったので、みに行かなかった山側へ行ってみることにします。まずは松前藩の祈願寺へ向かいます。

１４４３年（嘉吉３年）創建の松前藩の祈願寺。本尊の「不動明王立像」は平安後期に作られたという貴重な作品だそうです。

このあたりは観光客も少なく、落ち着いてゆっくりとした観光を楽しむことが出来ました。

古くからある種や近年生み出された品種など約１１０種３００本が植えられている「桜見本園」。見比べて楽しみたい方や花の近くで楽しみたい方にはぴったりの場所です。

更に進むと、「新桜見本園」もあります。

この松前公園から桜見本園・新桜見本園を経て、松前第二公園へと至る道は、桜並木となっていてとても歩きやすくとても素敵な道になっています。

素敵な道を歩くこと約１５分で、「松前第二公園」に到着しました。

松前公園・津軽海峡・さらには津軽半島まで一望できる眺めの良い公園でした。そして、ここまで登ってくる人は少ないからか、人もほとんどおらず、景色を見つつ黄昏る・・・そんな贅沢な時間を過ごしたのでした。

岡田三郎という方の文学碑がありました。

眺めのいい公園の芝生は最高なもんです。

第二公園の後は「松前藩屋敷」へと向かいます。この道中もまた素敵な道が続いていました。

続いては「松前藩屋敷」という観光スポットを散策します！

（つづく）