新春!福のたび#16

福岡タワー・ももち海浜公園探索記

Date: 2022/1/9

前回記事の振り返り
博多グルメを大満喫。居酒屋、餃子屋さん、ラーメン屋、そしてうどん屋さん、と巡りました。

食べ過ぎた翌朝もしっかり朝ごはん

4日目の朝

昨日食べ過ぎたせいもあってかあまりお腹が減っていないのですが折角の朝食付きですから、朝ごはんを食べに1階のレストランへと向かいます。

こちらのドーミーインは昨年5月にも来ているのですが、現在のご当地鍋メニューは「もつ鍋」と「水炊き」の交互になっているよう。この日は「水炊き」だったのですが、さすがに3日続けて「水炊き」を食べる気にはならなかったので、普通の「みそ汁」を頂くことにしました。

そういうわけで、今朝はご当地にあまり拘らず取ってきました。

朝ごはん

福岡タワー

バスに乗って

今日はバスで福岡タワーに行くことにします。ちょうどホテルの前から福岡タワーに直通する便が出てるのでこちらに乗車。車内はお客さんが結構乗っていましたが、みんなが福岡タワーに行くわけではもちろんなく、途中での乗り降りも多くありました。途中の六本松駅周辺など郊外の商業エリアも見ることが出来て良いバス旅でした。(途中変な乗客がいて時勢柄ちょっと不安な気分にもなりましたが)

約40分で「福岡タワー」に到着。

福岡タワー

福岡タワーは高さ234メートルで、日本一高い「海浜タワー」です。また、福岡市で最も高い建物となっています。福岡市中心部は福岡空港が近接しており、高層ビルが建てられないため、郊外の方が高い建物がある不思議な街です。

1階で入場券を購入してタワーに上ります。なお、入場券を購入するエリア内にはトイレがないので、事前にトイレをお済ませください、と案内を受けます。

それでは、123メートルの場所にある「展望フロア」へエレベーターで昇ります。エレベーターからの景色は一方向のみなので、そこまで景色が楽しめるわけではありません。

展望フロアに到着

展望フロアは展望1階・2階・3階と分かれていて、まずは展望3階に到着します。三角形の建物をぐるり回って展望を楽しみましょう。

まずは福岡都心方面。高さ規制の影響で都心方面に高層ビルがないため、どこが都心か分かりづらいですが、しっかりと見通すことが出来ます。ちなみに手前左側にあるのが「ヒルトン福岡シーホーク」です。福岡随一の高層ホテルです。

福岡都心方面

続いては海側を見てみましょう。海浜タワーと称するだけあり、すぐそこが海となっています。能古島や「海の中道」方面が見渡せます。

海側の景色

手前にある砂浜は「シーサイドももち海浜公園」です。綺麗な砂浜が広がっています。なお、ここから対岸の「海の中道」まで船便があるようですが、次便はかなり先のようだったので、今回は断念しました。

シーサイドももち海浜公園

目線を上げると能古島、志賀島、海の中道です。島などで波がさえぎられるためか、日本海側ではありますが、大変に穏やかです。

海側の景色

こちらが「志賀島」です。海の中道から砂州で繋がっているようです。古代日本における朝鮮半島・ユーラシア大陸への玄関口ともなった島で、漢委奴国王印の金印がみつかった島でもあります。

志賀島

続いて、こちらは「能古島」。春には菜の花、秋にはコスモス、冬には水仙、と四季折々の花を眺めることが出来る花の離島です。こちらも福岡市内ということで市民の憩いの場所となっているようです。行ってみたいところですが今回はやめておきました。

能古島

さて、続いては西側の景色を眺めてみます。立派な都市高速と住宅街が広がっています。手前には大きな建物が多いですが、福岡タワーを含めて「ももち副都心」として埋立・開発されたエリアとなっています。

南西方向の展望

最後に南方向です。思いのほか山が近いというのが驚きです。

南方向の景色
展望フロアを下って。

各方向の展望を見終えた後は展望フロアを下ります。一つ下った「展望2階」はレストランフロアとなっていて、福岡市の眺望を見ながら食事を楽しむことが出来るようです。トイレがないエリアで食事をするのはちょっとと思って入らなかったのですが、調べてみると飲食店にはしっかりトイレがあるようです。(当たり前と言えば当たり前ですが)

続いて、展望1階です。こちらには「恋人の聖地」としてハート形のアーチがあるほか、様々なエンターテインメントが提供されていました。子ども連れの方などが楽しんでいたのでなかなか抵抗があり、今回はほとんど試さなかったのですが。

恋人の聖地

そんなわけで、展望1階からエレベーターに乗って地上へ戻りました。地上には福岡タワーのキャラクター「フータ」がいました。明るく可愛い感じのキャラクターです。

フータ
海浜公園へ

続いて、タワーからも見た「シーサイドももち海浜公園」へ向かいます。

シーサイドももち海浜公園

階段を登ると「サザエさん通り」の看板があります。

「サザエさん」というと東京・世田谷区の桜新町駅周辺のイメージがありますが、作者である長谷川町子先生は福岡市で生まれ育ち、登場人物の名前をこのももちの海岸沿いで思いついたとのことで、ゆかりの地なのです。

サザエさん通り

こちらは「MARIZON」という商業施設ですが、あまり人がいないようでした。

MARIZON

さて、砂浜に向かいます。日差しが気持ちよく、昼寝をしたくなるような環境です。

シーサイドももち海浜公園

帰りもバスに乗りますが都市高速経由の博多駅行きに乗ります。

発車案内

間もなくしてバスがやってきました。

西鉄バス

通常の路線バスが高速道路に乗り入れるのは違和感しかありませんが、福岡ではこれが日常の足。高速バスから眺める福岡の街並みを見ながら博多駅前へと向かいました。

次回予告
お昼は博多駅周辺でいただきます。

旅行記「新春!福のたび」