こうちグルメ旅#9

ANA566便搭乗記(高知→東京羽田)

Date: 2021/9/27

前回記事の振り返り
2泊3日高知旅はあっという間に最終日を迎えました。この日の朝食は宿泊している「ドーミーイン高知」でご当地グルメを満喫しました。
高知は今日から通常営業

朝食の後は部屋でゆっくりしたり、温泉に入ったり、とあまり生産性のない時間を過ごしました。その後、パッキング作業をして、10時30分頃、遅めのチャックアウトをしました。高知空港行きのバスははりまや橋付近から乗車することが出来るのですが、あまり急いでも仕方がないので、一旦は高知駅前に歩いて向かうことにしました。

高知県内ではまん延等防止措置が終わった後も時短要請や観光施設の休業が行われていたのですが昨日を以て解除となりました。ということで、駅前の観光案内所に向かい、併設の「龍馬伝」ロケセットなどを見てみるほか、今度来た時のための情報収集をすることにしたのです。

高知駅前の観光案内所

まずは手前にある「高知観光情報発信館とさてらす」へと入ってみましょう。入ってすぐの場所には「土佐名所立体図会」というのがあり、高知県内各地の観光スポットが描かれています。また、館内には高知県内各地の観光パンフレット・観光案内などがしっかりと置かれていました。

土佐名所立体図会

続いて、隣にある『「龍馬伝」幕末志士社中』へと入っていきます。こちらは大河ドラマ「龍馬伝」で実際に使われた「龍馬の生家」ロケセットが見学できるパビリオンとなっています。

なお、このロケセット内では物産館で購入したものの飲食も出来るようになっています。

「龍馬伝」幕末志士社中
高知龍馬空港

見学を終えた後はバスターミナルへと向かい、高速バスで高知龍馬空港へと向かいます。高知龍馬空港行きの高速バスは往路と同じバスでしたが、利用客も数名程度で大変空いていました。

高知龍馬空港

ターミナル館内に入って見ます。1階には各社カウンターが設置されています。自動チェックイン機でチェックインをして、2階へと向かいます。2階には保安検査場・出発ロビーのほか、レストランなども設置されています

今日はまだお昼ご飯を食べていないのでこちらでお昼とする予定でいますが、その前に出発案内を確認してみます。連絡バスがガラガラなのも納得というか、出発便はしばらくないようでした。

出発案内
最後の高知グルメ

飲食店はターミナル2階に3軒ありますが、今回は高知でも郷土料理を提供するお店として有名な「土佐料理司」の高知空港店でお昼ご飯をすることにしました。

土佐料理司

今回は「土佐三昧セット」というご当地グルメが盛りだくさんな上にワンドリンク付きのセットメニューを注文してみました。

メニューの構成としては、「かつおのたたき」・「鯨の筋煮」・「うまかつお」・「土佐天のあおさ揚げ」・「焼鯖寿し」・「どろめ」となっています。まさに高知グルメを堪能できるのが魅力で、高知から離れる前にこうした高知グルメを楽しめるのは本当に嬉しいところです。

土佐三昧セット

しかし、このセット。一つだけ欠点があり、お酒が進みすぎるということですね。お酒を飲むとトイレが近くなるので、あまり飲み過ぎないようにしたいのですが、貴重なすだちの希少種・直七を使った酎ハイである「直七酎ハイ」を注文することにしました。こちらもまた美味しかったです。

直七酎ハイ
展望デッキ

食後は屋上にある展望デッキへと向かいました。恐らく、今後乗る飛行機がこれから東京羽田からやってくるのではないかと思い、上がってみましたがいかがでしょうか。

展望デッキ

結果から言えば着陸シーンを見ることはできず、既にボーディングブリッジに接続されていました。本日乗るのは「A320型機(32P)」です。

A320型機

ボーディングブリッジにも接続されているので、この後は保安検査場を通過して、制限エリア内に入りました。制限エリア内では、自分へのお土産を購入して、出発を待ちます。

搭乗案内
ANA566便東京羽田行き

今回は「19K席」を予約してありましたので、Group1での搭乗をします。なお、通常は「A321型機」が使用されている便が新型感染症の影響により「A320型機」と座席数の少ない機材に変更されていましたが、需要の回復傾向ということも相まって、機内は満席近い利用状況となっていました。

定刻より早くドアクローズとなり高知龍馬空港を出発します。滑走路へ向かう途中では、定刻では出発時刻が搭乗している羽田行きよりも早いはずのFDA・神戸行きの姿を見ることも出来ました。

高知龍馬空港

それでは高知空港を離陸していきます。離陸中には美しい太平洋沿岸の様子を眺めることが出来ました。きっとまた来ることがあるとは思いますが、次の機会はもっとゆっくりと、もっとじっくりと、楽しみたいものです。

太平洋沿岸

この日は気流が安定しておらず、シートベルト着用サインが消灯するまで時間がありましたが、先にテーブルとリクライニングの使用が可能となったので、制限エリア内のANAフェスタで購入したおやつを頂くことにします。

今回購入したのは「ジャージー乳のアイスブリュレ」と「馬路村のゆずジュース」です。この「アイスブリュレ」は第3回ニッポン全国ご当地おやつランキングでグランプリを受賞した、いわば「日本一のおやつ」と宣伝されており、買ってみたのですが、濃厚なミルクアイス感とこんがり焦がしたブリュレが口の中で混ざり合い、とても美味しかったです。

アイスブリュレと柚子ジュース

食後は先のアルコールと満腹の効果もあってか寝落ちしておりました。気が付いた頃には房総半島付近で着陸に向けて高度を下げ始めているところのようです。高知をはじめ四国地方から東京というのは陸路の不便さから「遠い」イメージがありますが、直線距離では意外と近いため、とても「あっという間」に感じます。

この日はA滑走路に着陸しましたが、並行するC滑走路にもANA機が(やや先行してはいましたが)アプローチを行っており、アクアライン付近では並行するANA機を眺めることも出来ました。

次回予告
羽田からは新千歳までADOコードシェア便で帰ります。

旅行記「こうちグルメ旅」