初詣は沖縄で。#7

那覇市内観光(6)~天久宮と壺屋やちむん通り~

2023/1/5

壺屋やちむん通りへ

識名園を後にした私は那覇市中心部方面へのルートを考えます。やっぱりバスで快適に、とも思ったものの、ちょうど歩きやすい気候なのとタイミングのいいバスがなかったので、歩いて那覇市中心部へ戻ることにしました。

そうして、しばらく歩いてやってきたのは「壺屋やちむん通り」です。やちむん通りの入口には、「東ヌカー」と呼ばれる井戸があるので、ここを曲がって、やちむん通りに入っていきます。

東ヌカー

と、やちむん通りを散策する前に少しだけ寄り道。入口近くにある「新垣家住宅」。一般の方の住まいのようですが、重要文化財となっていて、日にちと時間帯が限られるものの、一部を見学できるようになっています。

新垣家住宅

余談の余談ですが、新垣家住宅の隣には飲食店があり、ねこが可愛く入口にいたので、一枚撮ってみました。

琉球料理ぬちがふう

それでは、やちむん通りを散策していきましょう。「やちむん」とは沖縄の言葉で「焼き物」のこと。やちむん通りには多くの焼き物屋さんが並んでいます。

ちなみに、今回は入りませんでしたが、やちむん通りには「那覇市立壺屋焼物博物館」もあります。雨の那覇に滞在することがあれば、行ってみたいところですね。

壺屋焼物博物館

やちむん通りの散策を終えたところ、大きなシーサーがあったので針路と異なりましたが、寄り道をしてみることにしました。このシーサーは「壺屋うふシーサー」と呼ばれ、壺屋の職人さんたちが造った「うふ(大きい)」シーサーだそうです。

壺屋うふシーサー

那覇の中心

さて、針路を元に戻します。綺麗なハイアットリージェンシーを横目に少し歩くと国際通りに到着しました。昼からやっている居酒屋でも探したいところですが、国際通りを横切って、更に進みます。

国際通り沿いのてんぷす那覇

さらに、ゆいレールの下をくぐり、沖縄の大動脈「国道58号線」をも横切ります。国道58号線は片側4車線の立派な道路です。

国道58号

国道58号線を越えると、間もなく那覇・泊港が見えてきます。泊港からは本島周辺の離島などへのフェリーが発着しており、交通の要衝となっています。

いつの日か鹿児島~那覇をフェリーで移動してみたいなあとは思っている自分ですが、鹿児島~那覇の船便はここではなく、旭橋駅近くから発着しているようです。

那覇・泊港

天久宮

そうして到着したのが琉球八社の一つ「天久宮」です。その名のとおり、琉球八社は全部で八社あるのですが、うち六社が那覇市内、残りは宜野湾市と金武町にあるため、那覇市内の六社としては最後の訪問となります。

天久宮

天久宮は三層(三階)構造となっているため、鳥居の脇にある階段を下って参拝します。木造の大切に使われているんだろうなあと感じさせる建物がまた良い雰囲気になっています。

社殿

天久宮で琉球八社巡りのうち、那覇市内六社を無事巡り終えたので、ホテルへ戻ることにします。今日はかなり歩いてヘトヘトなので、ホテルで風呂にも入って一休みしてから飲みに行く予定です。

帰り際、沖縄県立博物館・美術館の前を通りましたが、こちらも行きたいスポットです。今年中には行きましょう。

沖縄県立博物館・美術館

旅行記「初詣は沖縄で。」