こうちグルメ旅#2

ANA563便搭乗記(東京羽田→高知)

Date: 2021/9/25

2タミの国際線


羽田発高知行き「ANA563便」の搭乗ゲートは2タミの南側「67A」です。このエリアは2020年の発着枠増加に合わせて、内際共用となり、時間帯によって国内線・国際線と使い分けられる予定でした。正確には約10日程度運用されたのち、再び旧国際線ターミナルに集約されています。

このため現在は国内線のみの運用とはなっていますが、コロナ後を見据えては2タミ本館とサテライト施設の間を繋ぎ、その間にスポットを設けるなど国内線施設の拡充を行い、最終的には現在のエリアは国際線エリアとなるそう。そういうわけで、このエリアから国内線に乗れるのもそう長くはないかもしれません。ラウンジや保安検査場からは遠いですがしばしの我慢なのでしょう。

前回記事の振り返り
新千歳空港を8時30分に飛び立つANA52便に乗って東京羽田空港へやってきました。羽田に来るのは5月1日以来ですが、その時もANA52便でやってきました。同じ便で約4か月ぶりにやってきわけです。
羽田空港で探しもの

乗り継ぎゾーンを通り、出発ロビー内にやってきました。トイレに行きたかったのでまずはトイレに行ってから、ANAフェスタへと向かいます。お目当ては「シウマイ弁当」です。東京から西に出かける時は「シウマイ弁当」と決まっている、と思うくらいには、「シウマイ弁当」が大好きなのです。

というわけで、61番ゲート付近のANAフェスタによって中を物色しましたが、シウマイ弁当も生シウマイも置いてない。生シウマイは11時に入荷となるようですが、シウマイ弁当は特に記載もないので、入荷がないのかもしれません。それなら仕方がないのでラウンジで休んでから搭乗ゲートに向かう途中にあるANAフェスタでもう一度探してみようと思い、ここでは何も買わずにラウンジへと向かうことにしました。

ラウンジに入りドリンクを取ります。緊急事態宣言ということでビールの提供がないためソフトドリンクを頂きます。ラインナップを眺めていると「アセロラソーダ」というのがあったので、こちらを選びました。

普段はあまり見かけるものでもない「アセロラソーダ」だとは思いますが、想像通りのおいしさでした。アセロラジュースが好きなので、これは嬉しい誤算?でした。とは言え、早く酒類提供が再開されて欲しいなあという気持ちを打ち消すには至りません。

ラウンジでゆっくりした後に出発します。先ほども書きましたが今日はゲートも遠いので早めの出発です。

最奥のゲートから

ラウンジを出発して、65番ゲート前にあるANAフェスタへ。今度こそ「シウマイ弁当」を購入しようと思いましたが、こちらには崎陽軒のシウマイ自体が置いてないという状況。ここから61番まで戻ってシウマイだけでも買うか、諦めるか、という選択を迫られましたが、結論から言えば、今回は諦めることにしました。

諦めて、65番ゲートから更に南方へ進み、内際共用エリアへと向かいます。ここまで来ると、ガラス張りの先に国際線フロアが見えます。早くここから国際線に乗れる日が来るのが待ち遠しいです。

67Aゲート前に到着の前にこれから乗る機材を1枚撮ってみましたが、なかなか上手くは撮れない場所でした。今日乗る機材は「A321neo」です。A320neo・A321neoの2機材はANA国際線の中では、新しくて快適なトップツーなのではないかと個人的には思っているので、嬉しいですね。B787の客室改修も早く始まってほしいところですが、コロナの影響か、まだ始まってはいなさそうですね。

搭乗ゲート
富士

搭乗開始になったので中に入っていきます。予約したのは最後列窓側「36K」です。富士山も眺められることを願ってのK席ですがどうでしょうか。機内は7~8割くらいの搭乗率ではありましたが、私の隣2席は空席でしたので、快適に過ごすことが出来そうです。

定刻通りにドアクローズしてスポットを離れます。その後、D滑走路から離陸し、大きく旋回して、中部方面へと向かいます。上昇に際して、この日は揺れるところも多く、シートベルト着用サインはなかなか消灯しませんでした。とは言え、ORCで乗った五島便・壱岐便の時とは比べ物にならないくらい穏やかであり、全く気になりませんでした。

さて、機長からのアナウンスが入った頃には右手に富士山が見えてきました。山頂部分以外は雲隠れしていますが、やはり「富士山」というのは見ごたえのある山であります。願わくばこの富士山を見ながらシウマイ弁当を食べたかったのですが、こればかりは仕方がありません。

その後機内サービスがありましたので、この日はスープを注文。

四国

鉄道で移動すると、東京から四国というのはとてつもなく遠い印象ですが、飛行機ではあっという間です。

機体は室戸岬の上空付近を通過して奈半利・安芸などを眺めながら高知空港へ向かって降下していきます。高知市~安芸市あたりまでは平地のイメージだったのですが、思いのほか山が海岸線近くまで迫っていることに気づいて少し驚きました。

高知空港へは西側から着陸するらしく、一旦空港付近を通り過ぎて、右手に高知市街を眺めながら、着陸していくようです。

高知市は海から続く高知平野の中にある街ではありますが、海と街の間には小さな山がいくつかあるため、独特な景観となっています。

そして、順調に降下を続け、概ね定刻通りに高知龍馬空港に着陸しました。

市内へのアクセス

高知龍馬空港から高知市内までは高速バスが運行されているので、このバスに乗って高知駅まで向かうことにします。お腹もペコペコなので、空港でお昼ご飯にしても良いのですが、明日・明後日は雨の予報なので、この日のうちに桂浜に行っておきたいため、ここでは食事をとらずに高知駅へと向かいました。

空港連絡バス
次回予告
高知駅から桂浜へ。

旅行記「こうちグルメ旅」