ハートランドフェリー「ボレアース宗谷」乗船記
2020/7/4
おはようございます。少し寝不足の朝です。夏の北海道は日が長いので、気が付いたら朝を迎えています。昨日の夜は特急「サロベツ」号が動物との接触もあり到着が遅れ、宿に入ったのが0時20分頃。そこからシャワーをしたりなんなりしてベッドに入ったのは1時前。そして今日は朝のフェリーが早いので5時過ぎに起床。なんだか眠気が残ります。しかし、カーテンを開けると天気は快晴。楽しみにしていた甲斐がありました。
今回宿泊した宿ですがまた宿泊予定があるのでその際に詳細はお伝えしようと思っていますが稚内駅から徒歩3分~5分ほどと近い場所にあるホテルで非常に立地が良いです。また清潔感もあり、文句の付け所がありませんでした。フェリーターミナルは稚内駅から歩いて、10分程度のところにあります。途中にあるセイコーマート(なお、セコマは稚内駅のビルにもありますが営業時間が少し遅いので朝イチのフェリーを利用する場合はお勧めできません)で朝ご飯を購入し、ターミナルへと向かいます。
フェリーターミナルはまずまずの賑わい。というのも利尻行き・礼文行きとも同じ時間帯の出発になっているので、利用者が多く見えるよう。ただ、例年のこのシーズンと比べると圧倒的に利用者が少ないとのこと。フェリーターミナルでは事前予約していた乗船券を窓口で発券する手続きを取りました。
<参考>2020年夏のフェリーダイヤ
港名 | 礼文行 | 利尻行 | 利尻経由 礼文行 | 利尻行 | 礼文行 |
---|---|---|---|---|---|
稚内 | 06:30 | 06:45 | 10:10 | 14:30 | 14:45 |
利尻鴛泊 | = | 08:25 | 11:50/12:15 | 16:10 | = |
礼文香深 | 08:25 | 13:00 | 16:40 |
フェリーターミナルは2階建の構造となっており、1階に窓口やお土産物売り場があり、2階に飲食店や乗船ゲートがあります。私は1階で発券後、2階へとエスカレーターで登り、乗船時刻を待つことにしました。2階は開放感のある造りになっていて、新型コロナウイルス感染症の影響で旅客が大幅に減少している当日にはそれがより強く感じられました。少々待って、出発時刻の15分ほど前には乗船が開始されました。乗船ゲートでは購入した乗船券のバーコードを係員が持つ端末に照らす形で確認が取られます。意外と(?)現代的で少し驚きました。
今回は「密を避けて」というよりも「睡眠時間少なくクタクタ」を見越して1等ラウンジ席を購入したので、乗船後は船員にラウンジ席の券を見せて、1等フロアに入れさせてもらいます。結果からすると2等も空いていたので2等であれば存分に横になって寝れたのでそれもそれでアリだったかな、とも思ったりはするのですが、何はともあれ1等席。らせん階段を期待しながらのぼります。入口には靴入れがありましたが、「そのままお入りください」との案内がされていました。いつものことなのか、新型コロナウイルス感染症対応でのことなのかはわかりませんが、脱ぐのは面倒なので助かります。
予約したのは利尻富士が見える側の席。インターネット予約をすると座席図で選べるので空いていれば利尻富士側をお勧めします。反対側からはみえるかはわかりません(本当に見えるかはわかりません)が天気がいいとサハリンが見えるはずです。ただ利尻富士はおそらく見えると思いますので利尻富士側(進行方向に向かって左側)がお勧めです。なお、一人旅の場合で繁忙期については中央席は全席通路アクセスなので、そちらもまたお勧めできます。
出航時刻が近づくにつれ徐々にお客さんも増えてはきましたが、それでも10名ちょっと。この広い空間には少し勿体なさを感じました。出航後はセコマで買った期間限定のホットシェフおにぎり「さけ&数の子」という健康に良くなさそうなものを食べ、睡眠に入ります。疲れが溜まっていたのか爆睡。起きた頃には利尻富士が見えてきたので、船内を少し散策します。なお、利尻富士が見えてくる頃には礼文は間もなくというところまで来ています。
上の写真を見て違和感にお気づきでしょうか。ついさっきまで快晴だったのに、曇天ではありませんか。そんな雲はどこにあったんだい?というくらい礼文島に到着するといきなりの曇り空。あとで宿のスタッフの方に聞くと礼文は曇りやすいそうなのですが着いた瞬間は正直なところ少し「えっ!?なんで曇っているの・・・??」という気分でいっぱいでございました。
礼文・香深港のターミナルも新しい建物で設備は大変綺麗です。ターミナルの1階では礼文町商工会の方が割引商品券を発売していたため購入。結果的にはプレミアム金額分以上を最後まで余らしてしまったため、お土産品にお金を使って、政策目的通りの行動をしてしまいました。
では次回、レンタカーを借りて、岬巡りへと出発です。
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