音楽の街
2024/9/21
ミラベル宮殿と庭園(Schloss Mirabell & Mirabellgarten)
お腹を満たした後は、旧市街方面に向かって歩きます。この区間はトロリーバスもかなりの頻度で運行されていますが、のんびり歩いてもそう時間はかからないので、晴れていれば歩くのがお勧めです(危険も全く感じません)。
そして、少し歩くと、ミラベル宮殿・ミラベル庭園に到着しました。
ミラベル(Mirabell)とは、美しい眺めという意味。宮殿は1606年に大司教ヴォルフ・デートリッヒ・フォン・ライテナウが愛人サロメ・アルトのために建てたもので、当初は愛人の名にちなみ「アルテナウ宮殿」という名で呼ばれていました。その後、大司教が失脚すると現在の名となり、1818年には大火にも見舞われしたが、クラシック様式で再建され現在の姿となっています。
モーツァルトの住居(Mozart-Wohnhaus)
ミラベル庭園の南側には「モーツァルトの住居(Mozart-Wohnhaus)」があります。この建物は、(後ほど訪れる)ゲトライデカッセにある生家が手狭になったこあおから、一家が移り住んできた建物です。
今回は、バスなど公共交通機関乗り放題+観光スポットの入場券がセットになったザルツブルクカードのデジタル版を購入しているので、スマートフォンを提示して入館します。
ちなみに、館内ではスマートフォンを利用したオーディオガイドがあり、モーツァルトの歴史を勉強することができました。オーディオガイドは日本語対応だったのもありがたいです。
ヘッドヴェア・バスタイ(Hettwer Bastei)
続いて、地球の歩き方に紹介されている「ヘッドヴェア・バスタイ(Hettwer Bastei)」という展望スポットに向かうべく、脇道から登れる階段の道を上がっていきます。かなり落書きがされているので、少し不安な道です。
急な階段を登ると、見晴らしが開けました。いい感じです。
あっという間に展望台へ到着しました。手前の新市街(写真一枚目)と川向うの旧市街(写真二枚目)を一望できるかなり優秀な展望スポットです。私のような日本人が思うヨーロッパらしい町並みが並んでいて、とても素敵です。
しかも、Googleの口コミ数も少ないこともあってか、数組しか展望台におらず、のんびりとした時間を過ごすことができて、とてもよかったです。
さて、それではいよいよ旧市街に向かうことにしましょう。旧市街と新市街の間にはザルツァッハ川(Salzach)(写真一枚目・二枚目)が流れているので、マカルト橋(Makartsteg)(写真二枚目)を渡って、旧市街に向かいました。バス通り(写真三枚目)から一本奥に入った通り(写真四枚目)が、ゲトライデカッセ(Getreidegasse)という目抜き通りです。
モーツァルトの生家(Mozarts Geburtshaus)
音楽に造詣が全くない私でも知っている音楽家・ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)は、1756年1月27日、写真左の黄色い建物の4階で産声をあげました。
そして、1773年に新市街の住居(先ほど訪れた「モーツァルトの住居」)に引っ越すまでの間、ザルツブルク大司教の宮廷楽団でバイオリン奏者を務めていた父など家族とともに、この建物で暮らしていました。
こちらもザルツブルクカードが利用できるのでスマートフォンを提示して入館します。このザルツブルクカード、オトクになるかは訪れる観光スポットの数によっても異なるものの、つどチケットを購入する手間がなくなるので、かなり利便性が高いです。
展示はモーツァルトが生まれた4階から始まります。ここでは、子供のころに実際に使用していたヴァイオリンが展示されています。こちらも日本語のオーディオガイドに沿って観光することができるので、無知な私でも展示をよく理解しながら進むことができるのがうれしいところです。
モーツァルトが生きていた時代は現代のピアノはまだなかったらしく、当時使われていたフォルテピアノが展示されていました。また、オペラの展示などもあって、かなり充実していました。
なお、今回は、モーツァルトの住居と生家の両方を訪れましたが、時間が限られている場合は、こちらの生家を優先的にプランに組み込んだほうが良さそうです。
大聖堂(Dom)
モーツァルトの生家を見学した後は、ゲトライデカッセを東に進み、モーツァルト広場(Mozartplaz)方面に進みます。この週末はザルツブルク旧市街でイベントが開かれているようで、モーツァルト広場はかなりにぎわっていました。
モーツァルト広場と続くようにレジデンツ広場(Residenzplaz)があります。レジデンツ広場は、立派なレジデンツ(Residenz)や大聖堂(Dom)が面しています。この日はレジデンツの見学をする時間がなかったので、大聖堂のみ見学することにします。
ザルツブルクの大聖堂は、774年に創建された歴史ある大聖堂です。現在の大聖堂は17世紀にバロック様式で建て直されたものです。モーツァルトはここで洗礼を受けたほか、祭壇の脇にあるオルガンで演奏をしたこともあるなどモーツァルトゆかりの大聖堂です。
Pauli Stubm
さて、本日の夕食も予約してあるので、大聖堂より奥にある「Pauli Stubm」というオーストリア料理のお店に向かいます。こちらはザルツブルクビールのStieglがメインのお店です。
入り口から2階に上がっていくと入り口があります。なかなか入りづらさがありますが、予約した旨を伝えると、笑顔で接客していただき、外と中のどちらが良いか尋ねられたので、外を見せてもらってもよいかと伺うと、どうぞどうぞと言われたので、見させてもらうととても良い雰囲気だったので、外のテーブル席に座らせてもらいました。
まずは、シュティーグルビール(Stiegl Beer)を注文。料理は、ローストポーク(Ofefrishches schweinsbrat)を注文しました。こちらローストポークは、塩気が程よく強めで、かなりビールが進みます。
複数人できて、シェアしながら食べれたら最高そうですが、一人旅の私はこちらを食べてお会計。いいお店でした。
食後は夕暮れ時のザルツブルクを歩いてホテルまで帰ります。ザルツァッハ川沿いはかなり雰囲気がよく、とてもいい感じです。
ホテルまで戻ってきましたが、水を買っておきたかったので、中央駅内のSPARに寄ってから帰りました。今日は朝から移動して、観光して、と充実の一日でした。
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