レイルジェット乗車記(ウィーン→ザルツブルク)
2024/9/21
レイルジェット546便(ウィーン中央駅→ザルツブルク中央駅)
オーストリア旅行2日目の朝。
まずはホテルの朝食をいただきます。バイキングスタイルで、かなり品数がありましたが、野菜は少なめでした。今回は食べなかったですが、白米やみそ汁といった日本食がおかれていたのには驚きでした。
朝ごはんも済ませたところで、ホテルをチェックアウトして、中央駅に向かいます。中央駅の発車案内は、各方面への列車が出発順に並んでいるので、乗車する列車を探します。
本日乗車するのは、8時55分発のザルツブルク行きです。レイルジェットには、最速達タイプのレイルジェットエクスプレス(RJX)と通常のレイルジェット(RJ)があり、当初はRJXを予約していたのですが、先週の中欧豪雨でRJXが運休になっていたため、この列車に乗車しました。
ウィーン~ザルツブルク間はRJXとRJが毎時1往復ずつ運行されているものの、列車が通常の半分になっている影響で、列車は超満員。今回は一等車を予約していて、座席指定もとっていたので座れましたが、一等車も立ち客が大量にいる状態で出発しました。
しかし、ウィーン中央駅を出発後、次のウィーンマイドリンク駅で運転見合わせになります。ここで、座席指定を持っていない人は降車させられ、ようやく車内の空気が平穏になりました。
ウィーンマイドリンク駅の出発でかなり遅延しましたが、無事に出発。
ウィーン市内を出ると徐々にスピードを上げていきます。一等車は1+2のシート配置なので、一人旅でも快適に旅をすることができます。
車窓は、ウィーン市内を出ると、長閑な景色が広がります。とはいえ、ところどころ教会や古城のような建物も見ることができるので、車窓に飽きることはありません。日本を旅している外国人観光客も、城や寺社仏閣を見て、きっと同じような感想をもつのでしょう。
ウィーンを出発して約4時間。12時47分にザルツブルク中央駅へ到着しました。通常だとウィーンからザルツブルクまで、RJXで2時間半弱、RJでも3時間弱で着くので、かなり時間はかかってしまいましたが、何とか到着できて何よりです。
Hotel Cocoon Salzburg
駅の外に出て、駅から数分のところにある今夜宿泊する「ホテルコクーンザルツブルク」(Hotel Cocoon Salzburg)に向かいます。
もともとは荷物を預けようと思っていたのですが、チェックイン時刻より前ながらチェックインの手続きをしてくださいました。
また、グレードアップして景色がよく見える部屋にしてあげるよ、といいお部屋に通していただけました。部屋はおしゃれなでかなりいい感じ。バスタブはなく、シャワーのみですが、水回りも大変綺麗で、いいホテルでした。
City Brau
チェックインを済ませた後は、もういい時間なので、近くにあるシティブリュー(City Brau)でお昼ご飯をいただくことにします。メニューをみると、お店の名のとおり、ビールがお勧めのようで、種類も豊富そうです。
まずは、プンティガマー(Puntigamer)というオーストリア東部・グラーツのビールをいただきます。昼下がりのビールが本当にうまい。油断は禁物ですが、2日目ということで、ちょっと安心感があって、おいしくいただけます。
料理のほうはこれまたビールと相性抜群でございます。1杯目はあっという間に飲んでしまったので、2杯目をいただきます。
ここザルツブルクは、ウィーンよりもミュンヘンのほうが近いということもあって、南ドイツ・バイエルンの「ヴァイエンシュテファン」をいただきました。これまた私の好みの味だったので、肉とポテトとともに、おいしくいただきました。
食後は、ザルツブルクの旧市街に向けて歩いて向かいます。
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