飛騨路の夏#9

「御宿 結の庄」宿泊記(後編)

2023/9/3

朝食

昨夜は快眠でした。朝ごはんの前に朝風呂でスッキリしてから、朝食会場へと向かいます。朝食は夕食と同じく「食事処山ぼうし」でいただきます。

朝食メニューはこちらです。

メインのお盆に乗っている「山郷お重盛」の器がなんと合掌造りで、朝からテンションが上がります。

「台の物」は飛騨牛肉味噌の朴葉焼きでした。今回の旅行で何度も朴葉焼きを頂いていますが、個人的に朴葉焼きはとても気に入ったので、最終日の朝に食べられて嬉しいです。

食後は天気も良さそうなので早めにバスターミナルへ送ってもらうことにしました。


リベンジ!荻町城山天守閣展望台

早めに送ってもらった理由はもちろん白川郷を一望できる「荻町城山天守閣展望台」での撮影をリベンジするためです。送迎車で着いた白川郷バスターミナルから数分の荻町バス停からシャトルバスに乗車し、再び荻町城山天守閣展望台を目指します。バス停に着くと、まだ日帰り観光客が多く集まる時間ではなかったためか、バスにも待たずに乗れました。

バスに乗車し数分で展望台に到着しました。展望台からは予想通りの絶景が広がっていました。

白川郷の集落がとてもよく見えます。見たかった合掌造りの街並みが眼下に広がり、まさに感動ものです。

絶景を眺めつつしばし休憩した後は歩いて荻町の集落に向かいます。写真のような道が続き、登りは少し大変そうですが、距離は短いので、下る分にはあっという間に集落へ到着します。

集落の裏手に着くため、合掌造りの建物を眺めながら、表通りへ向かうことにします。


甘味と珈琲

展望台の景色を満喫した後はバスの出発時刻までのんびりと過ごします。「花より団子」と言うので、まずは昨日訪れた明善寺の近くにある「白川郷ぷりんの家」へと向かい、あとで食べるデザートを購入します。

こちらの名物は「水ぷりん」で、地元のきれいな湧水を使った3層構造になっていて、水の綺麗な白川郷ならではの味・ビジュアルになっています。今回はこちらでテイクアウトして、美味しくいただきました。

無事に名物のプリンを購入できたので、バスの出発までこちらのカフェ「文化喫茶 郷愁」で休憩します。

残暑続くなかを散策した後なのでアイスコーヒーにしました。白川郷を眺めながらのんびりと過ごすのは至福の時間です。飲み終えた頃にはバスの出発時刻が近づいていたので、お会計をして、白川郷バスターミナルへと向かいます。


濃飛バス(白川郷バスターミナル→高山駅前)

復路に利用したバスは、往路のバスと異なり、白川村中心部や高山市内の病院なども停車するタイプですが、白川郷から高山まで高速道路を使うことは変わらないため、所要時間も10分程度しか変わりません。

白川郷を出発したバスは、白川村中心部を通り、白川郷ICから高速道路に入ります。進行方向左側からは、高速道路に向けて高度を上げていく途中で、写真のように白川村を一望出来ました。

高速道路の終点である高山ICからは高山市内の複数の停留所に停車したうえで、高山駅に到着しました。

高山駅にはボンネットバスも止まっていました。このバスは昭和42年製造の50年選手で、夏季限定の定期観光バスで使用されているようです。こういったバスも乗ってみたいです。