「御宿 結の庄」宿泊記(前編)
2023/9/2
白川郷バスターミナル発着の送迎バスに乗って向かった今宵の宿は、共立メンテナンスの運営する「御宿 結の庄」です。昨日の高山と同じく共立リゾートの宿です。
ツインルーム
今回はツインルームを予約しました。ちなみに、部屋のタイプはいくつかありますが、シングル・ダブルルームや露天風呂付きの客室はありません。
洗面台やシャワー、トイレなどの水回りも木のぬくもりを感じられるデザインになっています。大浴場があるので、シャワールームを使うことはなさそうです。
お茶菓子はこちらの水まんじゅうでした。
客室からは庄川を眺めることができました。先ほどの展望台をもう少し粘れば良かったかな、と思ったりもしてくるほどに青空も見えてきました。
いろりの湯
展望台に再チャレンジしたい気持ちはありつつも、一度ゆっくりしてしまったので、気分はもう温泉です。天然温泉いろりの湯の大浴場「佳月の湯」へと向かいます。大浴場は内風呂、露天風呂に加えて、サウナもあり、快適に過ごせました。
このほかに、貸切風呂「星雲の湯」と「天雲の湯」があります。2つの貸切風呂からも庄川を眺めることができます。「星雲の湯」は少し狭い壺風呂なので、一人でのんびりするのがお勧めです。
湯上りには共立系定番のアイスに加えて、ほうじ茶や甘酒のサービスもありました。
夕食
夕食の時間なので「食事処山ぼうし」へ向かいます。夕食の開始時間はプランにもよりますが、17時30分または20時のいずれかで、基本的には先着順に決められます。入れ替え制で後半だとかなり遅くなってしまうので、今回はチェックイン開始時刻に合わせてチェックインして、17時30分からの回をお願いしました。
本日のメニューはこちらです。
スタートの段階でセットされているのがこちらです。
まずは飲み物を注文します。注文したのは「キリンラガー」の瓶ビールです。ランチから飲んでいるとはいえ、やっぱり湯上がりビールは最高です。
それではお食事もいただきましょう。メニューの前菜と造里からいただきます。
続いて、先椀の「名物すったて汁」。すったて汁とは白川村の郷土料理で、茹でた大豆をすり鉢や石臼などですりつぶした「すったて」に、味噌や醤油などを加えた汁物のこと。お祝いや報恩講(開祖・親鸞聖人の命日に行われる仏事)といったハレの日に食べられているそうです。
湯上がりビールはあっという間に飲み干してしまったので、地酒をいただきます。
徐々に暗くなる庄川を眺めながらいただきます。
鍋モノは焼きモノでした。飛騨豚とキャベツなどを蒸し焼きにしていただきます。ぽん酢だけでなく、山葵酢、そば味噌などが用意されていて、一緒にいただけます。個人的にはそば味噌がよかったです。
心ばかりからは「とろゆば」をオーダーしました。日本酒によくあって美味しかったです。
お食事も3つから選べますが、今回は「白海老かき揚げ丼」と「赤出汁」にしました。白海老の季節に富山を旅したいと思わされるメニューですね。
最後はデザートをいただいて終わりです。
満腹だったので夜鳴きそばは頂きませんでしたが、軽く晩酌を楽しみました。部屋を暗くして、夜の静かな庄川を眺めながら飲むお酒は最高です。