飛騨路の夏#7

白川郷散策(後編)

2023/9/2

合掌造り民家園

庄川を越えてやってきたのは「合掌造り民家園」です。今回は高山駅前のバスセンターでこの合掌造り民家園の入園券とのセット券を購入したので、来てみました。

多くの観光客でごった返している市街地と異なり、民家園内は人も少なく、合掌造りの建物を見ながらのんびりと過ごすことができます。

また、白川郷の暮らしや文化についても学ぶことができるようになっています。

民家園内には県の重要文化財に指定されている建物が9棟を含む25棟の合掌造りが保存されています。神社やお寺、水車小屋など幅広く展示されているのが特徴です。

なかでも山下陽朗家住宅は、白川村に現存する数少ない18世紀の合掌造り住居です。

民家園なのでもちろん造られた景観ではあるものの、合掌造りを眺めながらのんびりできるのは本当によかったです。


民家園を楽しんだ後は再び荻町のメイン通りへと戻ります。戻ってみると、静かな民家園も良いけれど、人々の生活があり、生業があり、多くの人が行き交う街の魅力を感じます。

お店を見ながらバスターミナル方面へと向かっていると、ソフトクリーム屋さんを発見。ご当地ソフトクリームがあるとすぐ食べたくなってしまう自分にはピッタリの「どぶろく風ソフトクリーム」が売られていたので、食べてみました。地酒をミックスさせているとのことで、ほのかに日本酒の香りを感じます。なお、アルコール成分的には一応車を運転しても大丈夫な量らしいです。


荻町城山天守閣展望台

さて、今日の白川郷散策のラストは展望台へ向かいます。展望台へは荻町からバスまたは徒歩で行けるのですが、暑いので、今回はバスで向かいます。バスは定員が限られており、すぐには乗車できないので、時間にゆとりを持っておいた方がよさそうです。

展望台からは白川郷が一望できます。晴れて日がさしていたらもっと美しいんだろうと思いますが、曇天でもこの美しさです。

奥に青空が少し見えるので、晴れないか少し粘っていたのですが、宿に行く時間が来たので、往路と同じくバスで荻町の市街地へと戻りました。