冬の湿原#2

釧網本線「SL冬の湿原号」(釧路→標茶)乗車記

2021/2/6

釧路駅からは今回の旅の目当ての一つである「SL冬の湿原号」に乗車します。特急「おおぞら1号」の釧路着が10時58分で、SL の釧路発が11時5分とあまり時間がないので、特に何かを買ったりせずにそのままホームへと向かいました。

なお、釧路駅には改札近くにあるお土産屋さんで駅弁を販売しているので、急いで買いに行くこともできなくはないです。

SL冬の湿原号

時間がないのでとりあえず先頭に行ってSLの写真を撮ってみました。モクモクと煙を出しています。SLがけん引する列車に乗るのは初めてなので楽しみです。

発車案内

隣の2番線ホームからは根室行きの「快速ノサップ」が出発します。

湿原の鐘

操車場の鐘を再現したものだそうです。

行き先表示にはシールで

雪の結晶が背景に描かれています。

使用した乗車券

指定席料金は840円でした。

車内の様子

写真は標茶駅到着後の4号車の様子です。4人掛けのボックスシートとなっています。

客車に掲げられている表示

昔ながら?の行き先表示が掲げられています。(標茶駅にて撮影)


乗務員の方が鐘を鳴らしながらホームを歩いています。この音なんだろうと思っていたのですが、まもなく発車の合図とのこと。発車ベルの元祖というようなものなんでしょうか。そんなことを考えていたら、釧路駅を定刻通り出発しました。

釧路川を渡って。

著名な撮影ポイントとなっているらしく撮り鉄の方々がたくさんいてびっくりしました。

車内販売の売店

まずは車内販売の売店が2号車にあるためこちらに向かいました。

SLプリン

買うつもりはなかったのですが、「SLプリン」というのが美味しそうでしたので買ってみることにしました。

乗車証明書

切符と同じサイズの乗車証明書です。はがきサイズなどと比べて持ち帰りやすくていいですね。


車内販売では「SLプリン」以外にもとっておきのお楽しみを買ってきました。これがやってみたくてSLに乗車したといっても過言ではないお楽しみです。

まずはサックラ!

乾杯でございます。

そしてお目当ての「するめ」

今日のツマミは「するめ」です。

車内のストーブで炙って食べる!!

堂々、するめを車内のストーブで炙って食べることが出来るのです。これがやりたかった!ので、大満足です。なお、ハサミやトングなどはないので、必要な場合は用意する必要があります。流れる車窓を眺めながらの、するめ×ビールは至福のひと時です。

シラルトロ湖付近

窓の外には冬の世界が広がっていますが、車内はストーブもあってぽっかぽかです。

芽沼駅のたんちょう

かつて駅員さんが餌付けをしていたこともあって、茅沼駅付近には丹頂鶴が訪れるそうです。


ゆっくりとしたSL列車ですが1時間30分で終点の標茶駅に到着します。標茶駅からの折り返しまではこれまた約1時間半あるので、駅周辺の飲食店でランチをすることにしました。なお、ランチスポットへの送迎無料タクシーもありますが、結構利用する方が多く待ち時間がありそうでしたので、今回は利用しませんでした。

ゆるキャラがお出迎え

「ハッピーくろべえ(左)」と「ミルクック(右)」というゆるキャラによる歓迎を受けました。

標茶駅

三角屋根の駅舎です。

手づくりハンバーグ SORA

やってきたのは「手づくりハンバーグ SORA」さん。駅から歩いて約10分です。

店内は落ち着く雰囲気

広々とした店内は落ち着いた雰囲気でゆっくりと過ごすことができます。

まずはランチビールから。

さっきも飲みましたがランチに合わせて、改めて1杯。

ご当地牛使用のハンバーグ

しべちゃ星空の黒牛」というご当地牛を使用したハンバーグがお勧めで、今回はそのトマトソースで注文しました。美味しかったですよ。


食後は標茶駅まで歩いて戻り、再びSLに乗車します。

(続く)


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