ANA603便搭乗記(東京羽田→宮崎)
Date: 2025/1/25
1月の下旬。毎年のことではあるが、この時期ほど時の流れのはやさを感じる時期はないような気がします。昨年と比べれば、今年は穏やかな出だしで、自分自身も豊富温泉、那覇と定番の旅先でいい旅初めができています。
1週間の旅休みを挟んで、今週末は久しぶりに日向の国―宮崎へと向かうことにしました。宮崎県は、2018年の高千穂旅行以来となるので、実に7年ぶりの訪問です。
ANA603便(東京羽田→宮崎)
羽田空港第2ターミナルには出発の約1時間前に到着。新しくなったプレミアム保安検査場のスピーディーさはやはり快適です。いつものように、崎陽軒のシウマイ弁当を購入して、ANA LOUNGEで朝ごはんをいただくことにします。
前回はノンアルコール旅にしましたが、今回はしっかり朝からビールをいただきます。牛乳ですっきりしてからの、サッポロ黒ラベルとシウマイ弁当は旅の始まりにはぴったりです。


作業もしつつ、食事を終えたら、ラウンジを出発します。余談ですが、北側プレミアムチェックイン・保安検査場の改修が終わった一方、南側が改修中なので、北側に乗客が集中して、特に混雑しているような気がしました。南側の改修も早く終わってほしいものです。
本日は58番搭乗口からの出発ということで、搭乗口が近くて便利です。元々、機材はB787-8(78P)の予定でしたが、朝に機材変更の案内が入り、B787-10(78K)に変更されていました。
ANAユーザーとしては、これほど嬉しい機材変更はありません。席数が増え、プレミアムクラスへのアップグレードもできそうでしたが、後方座席では横3席を独占できそうだったので、そちらを優先します。どうせ寝るだけですから。
機内に入り、指定された座席へ向かいます。少々、搭乗に時間がかかっていたようですが、無事に搭乗が完了し、定刻より少し遅れた8時2分にゲートを出発しました。早朝の出発だったこともあり、このあたりで眠くなり、気が付けば夢の中。


そして、気が付くと、静岡県・愛知県付近上空を優雅に飛行していました。朝の東京は生憎の空模様でしたが、このあたりは天気が良いようです。アナウンスによると、羽田空港の混雑により離陸が遅れた(8時23分に離陸)ようで、また、向かい風の影響もあいまって、宮崎空港には定刻より少し遅れての到着を予定しているとのこと。急がない旅なので、のんびりと向かいましょう。
外を眺めているとドリンクサービスの声掛けがあったので、コンソメスープをいだたきます。早朝からの移動、その後のビール、睡眠の後にいただく、コンソメスープは身体をあたためる一杯に最適です。スープの後は、隣の席もいないので、パソコンで作業をすることにします。
同じモニター付き機材でも、A321neoのようなリモコンがある代わりに、折り畳み式のテーブルとなっている座席と異なり、こちらは私のSurfaceともジャストサイズで、使いやすくて便利です。


窓の外は雲の影響で、地上が見えないので、作業に集中します。もっとも、羽田から宮崎への航路は四国の南を取っていくため、A席からは太平洋の大海原が広がるのみです。
しばらくすると、宮崎空港に向けて高度を下げていきます。宮崎空港の滑走路は海と垂直に、東西に設けられているため、風向きによっては、東京・大阪方面からストレートに着陸しますが、今日は高度から見るに、ぐるっと回って、反対側から着陸するようです。
日南海岸やこれから行く青島を見ながら、宮崎市南部の山中で大きくUターン。現地の天気は曇りとのアナウンスが飛行中にありましたが、今日の宮崎の天気は、青島のあたりまでは何とか晴れてくれているようで、市中心部付近は綺麗に晴れていそうです。




Uターン後は宮崎市内を一望できます。宮崎市は人口約40万人と九州地方第6位の人口を擁する都市です。都市圏全体では約50万人と実は大きな都市です。平野に広がる住宅街、そして奥には大海原を望みながら、高度を下げていきます。下降中、強風の影響か、かなり揺れましたが、かつての大分・別府旅行の際にも感じたので、この時期の東九州は風が結構強く、よく揺れるのかもしれません。


着陸するまでかなり揺れましたが、定刻より少し遅れて9時50分、無事に宮崎空港に着陸しました。8番スポットには9時56分と定刻より11分遅れての到着でした。


宮崎交通(宮崎空港→青島)
宮崎空港に来るのは、2018年以来6年ぶりです。出発・到着が同フロアの運用ということで、出発フロアを抜けて、制限エリア外へ出ます。
制限エリア外に出て、まずはすぐにバスの出発案内を確認します。事前情報では、今日の方が明日よりも天気が良い予報となっているので、今日は青島観光をしようと思い、青島方面へのバスを確認します。すると、10時9分発のバスがあり、その次が約2時間後のようなので、急いでバス停に向かいます。
バス停に着いたのはまさに出発時刻でしたが、バスが少し遅れていたので、なんとか乗ることができました。


バスは宮崎市内から青島・鵜戸神宮を経て、小京都・飫肥へと向かう路線ということで、観光客の利用も多く、宮崎空港に到着した時点でなんと満席。
空港から乗車した人は全員立ち席で、青島に向かいます。その後も地元のお客さんが少しずつ増え、車内はさらに混雑してきました。てっきりガラガラのバスかと思っていたので、意外でしたが、多くの人に利用されていることはいいことです。
混雑の影響で定刻より遅れて、10時40分に青島バス停に到着しました。
(続く)