宇宙の島#13

種子島博物館とJAL3762便(ANA4324便)(種子島→鹿児島)

2023/11/26

未消化の「種子島博物館」

2日目の選択の結果、行こうと思っていながら行けていなかった「種子島博物館」へ行くべく、宿を本来よりも早めに出発。種子島最大の都市・西之表へ向かって北上します。平日であれば賑わいのある国道も、日曜の朝は少し空いていました。国道が東シナ海沿いに出て、車窓左手に馬毛島が見えてくると、西之表市街はもうあと少しです。

そして、やってきました「種子島博物館」。事前に確認しましたが、空いていてほっと一安心です。

館内では、種子島の歴史・文化・自然を学ぶことができるようになっています。また、入口付近には火縄銃の重さを体感できるものもありました。

「鉄砲館」という別名を裏切らず、種子島への鉄砲伝来から国産化への歴史や各国の火縄銃など、豊富な展示がなされていました。展示自体はかなり年季が入っているものの、十分楽しめる、かつ、学びになる内容でした。

本来は鉄砲館とセットで見学したかった「月窓亭」はお休みということで、鉄砲館を見学した後は、レンタカーにガソリンを入れて、空港へと戻ります。

JAL3762便(ANA4324便)(種子島→鹿児島)

種子島空港向かいのレンタカー営業所で車を無事返却。空港まで送迎しましょうかとお声掛けされましたが、時間に余裕もあり、本当に真向かいなので、お断りして、歩いて空港に向かいます。

本日乗るのは、「JAL3762便(ANA4324便)」です。JAL系とANA系をまたいだコードシェアは全然表示されないですが、いつかは表示されたりするのでしょうか。

なお、この種子島空港は、通常期には鹿児島空港行きのみの運航ですが、夏季繁忙期には大阪伊丹空港との直行便も運航されています。近畿圏在住の方であれば、その時期に旅行するのが一番いいかもしれません。

出発まで少し時間があったので、お土産を購入しつつ、空港内に1軒だけ入っているカフェで珈琲とお菓子のセットを注文しました。なかなか美味しかったです。

制限エリア内の搭乗口は1か所です。

今回も歩いての搭乗。小さなATRに乗って、鹿児島へ向かいます。

種子島空港をほぼ定刻通りに離陸。西へ進みつつ、旋回します。すぐに雲に覆われてしまったのですが、その直前に、「馬毛島」を見ることができました。馬毛島は西之表市の離島にあたり、かつては定住者もいましたが、現在は無人島となっています。しかし、海上・航空自衛隊の基地建設がなされているため、数年後には島の様子も様変わりしているかもしれません。

鹿児島空港

鹿児島空港に到着後はバスで到着口へ。種子島空港の案内では、制限エリア内のANA搭乗便カウンターへ行けば乗り継ぎの手続きが出来るということでしたが、スタッフの方もいなかったのと、乗り継ぎ時間もあるので、一旦、制限エリア外のカウンターへ出向きます。なお、聞いてみたところ、ラウンジでも手続きは可能とのことだったので、次回使う機会があれば、エリア外に出ない乗り継ぎを使ってみたいと思います。

手続きの後は、少し遅めのランチとして鹿児島の百貨店が経営している「山形屋食堂」へ行ってみました。

注文したのは、「瓶ビール(キリンラガー)」「黒豚ロースかつ定食」。お店自体は「山形屋百貨店」さんなので、鹿児島っぽいものから一般的なものまで幅広く取り揃えてあります。そのなかで、トンカツメニューは百貨店内で営業している「とんかつ川久」さんのものということで、何となく勢いで注文してみました。

やっぱり鹿児島に来たら黒豚食べて帰らないといけない気が勝手にしていたので、満足です。

ANA626便(鹿児島→東京・羽田)

鹿児島空港から羽田空港へは「ANA626便」を利用しました。少し遅延していますが、この時間に帰るのであれば、全く問題ありませんね。

3泊4日の種子島旅行。長いかなと思っていましたが、むしろ足りないくらい。今度は夏の時期にも来てみたい気がしますし、お隣の屋久島も早く行ってみたいところです。