冬の湿原#7

特急「おおぞら8号」(釧路→札幌)乗車記

2021/2/7

今回の旅の目的である「SL冬の湿原号」・「丹頂鶴」の両方をしっかり観光できたので、釧路駅から特急「おおぞら」に乗って、札幌へと帰ります。ということで、釧路駅に戻ってきました。

釧路駅

昨日とは違って今日は雪が降っているのでとても寒かったです。

シーフードショップSKIPP

券売機の隣にあるのがこちらの「シーフードショップSKIPP」で、後で紹介しますが「ほっかぶり寿司」などを販売しています。

駅構内の様子

手前にお土産屋さんとセブンイレブンがあります。奥には飲食店数軒や、おにぎり屋さんも入っています。

北海道四季彩館

KIOSKが運営しているお土産屋さんです。

駅弁売り場

釧路駅の駅弁屋「釧翔館」の駅弁が販売されています。種類も豊富です。


駅弁も買い込んだところでホームに入っていきましょう。おおぞら号は基本的に改札口と直結している1番ホームから出発するので非常に便利です。

特急「おおぞら8号」

帰りの列車は往路とは別の車両でキハ261系という車両。特急「北斗」などでも使用されている車両で北海道内では最も?よく見る車両です。

発車案内

改札口で撮影したのですがどうも英語表記の時に撮影をしてしまったようです。一番上の列車が今回乗車する列車です。

行き先表示

今回は3号車指定席を利用。

車内の様子

車内はいつものように快適な枕付きのリクライニングシート。

帰りは「お先にトクだ値」を利用

今回は2週間前までの予約で利用できる50%割引の「お先にトクだ値50」を利用しました。


釧路駅は定刻13時42分に出発。出発したところでお昼ご飯にします。今日は駅弁屋さんで迷った結果、昼・夜兼用ということで、2つのお弁当を買ってしまったので、ゆっくりと頂くことにします。

釧路湿原弁当

まずは「北海道四季彩館」で購入した釧路湿原弁当。海鮮系の駅弁が多い中、幕の内スタイルのお弁当を購入してみました。

お酒のおともにぴったりの幕の内

揚物、焼売、玉子焼き、焼き魚、煮物とお酒にぴったりの幕の内弁当。「釧路湿原」感はないですが間違いない駅弁です。

鰯のほっかぶり寿司とサーモン寿司の詰め合わせ

改札横で売られていたこちらのお寿司。釧路湿原弁当を購入した後にインターネットで見ていたらとても美味しそうだったのでついつい買ってしまいました。

あけてみると…

鰯の上に薄い大根が乗っかっていて、ほおかぶり状態になっていることから「ほっかぶり寿司」と名付けられたとか。このお寿司、本当に美味しかったです。

お弁当を2つも買ったのでゆっくりとした昼食になりました。釧路駅を出発した時点では4割程度の乗車率でしたので、車内は空いており快適な時間でした。

徐々に晴れ間もみえてきました。

十勝方面に進んでいくにつれ、徐々に晴れ間も見えてきました。やはり晴れた景色というのは気持ち的にとてもいいですね。

食後はレモンサワーとご当地銘菓で。

デザートには釧路銘菓「ゆうひ」を選びました。そして、お供には檸檬堂です。

列車はその後も順調に走り続け、帯広駅に到着。帯広駅からは乗客も増え、7割弱くらいの乗車率となりました。満腹とほろ酔いの効果もあって、気が付いたら熟睡しており、目が覚めた頃には日も沈んでいました。

終着の札幌駅には定刻とほぼ変わらずの到着。13時42分に出発して、札幌着が18時過ぎなので約4時間20分の長旅でしたが、快適なシートと美味しい食事のおかげもあってかたいして苦にはならず楽しい移動となりました。列車の旅は久しぶりですが、列車には列車の良さがあるなと改めて感じることが出来ましたので、また改めて列車でどこかに出かけたいものです。

(完)


<次回予告> 札幌近郊で楽しむ「冬」の芸術と温泉と食事

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