「川島旅館」宿泊記(1日目・夕食編)
2020/11/21
豊富温泉に無事到着。バス停から今夜宿泊する「川島旅館」までは徒歩すぐです。寒いので急いで旅館の中に入り、チェックインの手続きをします。今夜の食事は19時からで設定していただきましたので、まずは急いで入浴を済ませます。
(※)温泉・部屋の概要についてはまたゆっくりとご紹介することとします。
温泉で温まった後は1階のお食事処へと向かいます。こちらの宿は温泉だけでなく、料理もおいしいようなので、楽しみです。
本日のメニュー「板長おすすめプラン」
食前酒
利尻昆布梅酒
インカのめざめのポタージュ
とろとろ牛乳茶碗蒸し
鮭節バターソース
お造り
やりいか・帆立・そい・サメガレイ・サーモン
行者にんにく入りエゾシカソーセージ
贅沢な豊富バターのアヒージョ
ベーカリー夢工房バケット
茄子の揚げひたし
塩サバのコンフィ
川島旅館伝統の寄せ鍋
地元山菜と北の海の幸
豊富産 エゾ鹿肉のソテー
山わさびバターソース添え
旭川産特級米ゆめぴりか香の物
デザート
豊富町工房レティエの搾りたてミルクでつくるほうじ茶ジェラート
メニューを見つつ、とりあえず生ビールを注文しました。食前酒は飲まれますか?と尋ねられたので「(もちろん)お願いします」と答え、料理を待ちます。
食前酒
利尻昆布梅酒
食前酒は「利尻昆布梅酒」でした。「国士無双」などを製造している旭川市の高砂酒造さんのお酒ですね。梅の酸味と昆布の塩気がうまく調和したお酒とのことでしたが、こちらはとても飲みやすいお酒でした。
インカのめざめのポタージュ
続いてのメニューは「インカのめざめ」のポタージュスープ。「インカのめざめ」は北海道では割とお馴染みのじゃがいもですが、通常のじゃがいもよりも糖度が高いことが特徴です。
本日のこちらのスープは道北地方の名寄産の「インカのめざめ」を使用したポタージュとなっていて、粗く残ったじゃがいもの食感もよく、温まるスープとなっておりました。
とろとろ牛乳茶碗蒸し
続いては茶碗蒸し。とろとろの茶碗蒸しの上に、鮭節バターソースのあんがかかった一品でした。こちらは鮭節の薫りがとても強かったのが印象的でした。
お造り
やりいか・帆立・そい・サメガレイ・サーモン
いかと帆立という個人的に好きな刺身トップツーがあるのが嬉しかったお刺身です。お刺身自体は特筆するべきところはなかったですが、普通に美味しかったです。
贅沢な豊富バターのアヒージョ
続いてのメニューはアヒージョ。オリーブオイルの代わりに、豊富バターを使ったアヒージョです。ソーセージはエゾ鹿ソーセージと拘っていて、バケットは豊富町の人気パン屋さん「ベーカリー夢工房」のパンを使用しています。バケットのパンが美味しくて、こちらをお替りしてしまいました。
途中ビールのお替りもしましたが、この辺りで日本酒をオーダー。いくつかの銘柄がありましたが、遠別町のお米を使った「北吹雪」というお酒があったので、こちらにしました。遠別町は日本最北の米どころだそうで、ほのかな香りのお酒でございました。
茄子の揚げひたし
続いてもまた自分好みのメニューが出てきました。茄子の揚げひたし。まあ普通に美味しく、お酒にも合いました。
塩サバのコンフィ
この辺りで鍋物に火を入れて頂いたような記憶があります。ワインにも合いそうですが、日本酒にもしっかり合う「塩サバのコンフィ」です。
川島旅館伝統の寄せ鍋
さて、寄せ鍋も頂くことにしましょう。昔から続くメニューということですが、地元の野菜と海の幸が入った寄せ鍋で、出汁も効いて、身も心も温まるメニューでした。
豊富産 エゾ鹿肉のソテー
正直なところ結構お腹がいっぱいになってきましたが、最後にお肉料理もあります。山わさびのバターソースが添えられていますが、これとの相性がとてもよかったです。
旭川産特級米ゆめぴりか香の物
ご飯は鍋物の途中で頂きました。そして、鍋やエゾシカ肉と一緒にいただきました。香の物として出されたのは「鮭節と山わさび」を和えたもので、食欲をそそる味付け・塩気でございました。
デザート
豊富町工房レティエの搾りたてミルクでつくるほうじ茶ジェラート
さて、最後のデザートの時間。豊富町にある工房レティエというところの「ほうじ茶ジェラート」がデザートとして出されました。また、食後の飲み物は、珈琲、紅茶、本日のお茶から選べるのですが、本日のお茶「とうもろこし茶」を選択。ゆっくりとデザートを頂きました。
この後は一旦部屋でゆっくりとして、23時過ぎにもう一度入浴。その後はぐっすりと眠りました。
(続く)