獅子の都#1

シンガポール(1日目)~夜のマーライオン

2023/5/4

ANA841便(羽田空港→シンガポール・チャンギ空港)

2023年5月、コロナ禍の直前に出かけた「台湾旅行」以来、3年ぶりに日本を出国して、海外旅行へと出発します。目的地は「シンガポール」で、初めての東南アジアです。

そんなわけで、東京・羽田空港第3ターミナルへとやってきました。チェックインを済ませて、出国したら、ANAラウンジに向かいます。第3ターミナルのANAラウンジは大混雑。何とか席を確保して、出国前の腹ごしらえを済ませます。

お腹も満たした後は、搭乗ゲートに向かいます。ちなみに、ANA国際線は初搭乗。それもまた楽しみです。

羽田空港からシンガポールまでは約7時間。LCCではないとはいえ、なかなかきついなあと思っていましたが、何と幸運なことに横2席が空席で、3席独占してシンガポールまで行ける模様。これは嬉しい誤算です。

羽田空港を離陸して、日本を代表する富士山ともしばしのお別れです。窓の外から中部国際空港が見えてきた頃で、機内サービスが始まりました。まずはおつまみスナックとドリンクの提供です。ビールはラウンジで飲んでいるので、飲み物は赤ワインにしました。

その後、お待ちかねの機内食の時間。「白身魚のフライ 2種ソース、ターメリックライス添え」を選択しました。ほかに小鉢に、サラダ、枝豆と巻物も付いています。ご飯だけでなく、パンも付いてくるのはご飯が苦手な人向けなのでしょうか。

一杯目の赤ワインをかなり飲んでいたので、二杯目のワインもお代わりしました。白身魚のフライはもちろん外れることなく美味しかったですが、パンも美味しかったですよ。

食後は、ハーゲンダッツのアイスクリームが出てくるので、こちらを頂いて、あとはゆっくりと昼寝をしつつ、シンガポール・チャンギ空港へ向かいます。

羽田を離陸して6時間以上が経過した頃、シンガポール・チャンギ空港に向けて、徐々に高度を下げていきます。マリーナベイサンズとマーライオンくらいしか分からず、土地勘が全くないので、外を見るだけではここがどこなのかも分かりません。まもなく異国の地に到着するというのが徐々に実感できるようになってきます。

一旦、大きな空港ー恐らく目的地のチャンギ国際空港の横を通過して、飛行機はシンガポール海峡の上空を通過します。このシンガポール海峡は多くの貨物船が行き来しており、海上輸送の要衝であることがよく分かります。なんて言ったって、ユーラシア大陸の端っこなのですから。

無事、シンガポール・チャンギ国際空港に着陸。久しぶりの海外、緊張感を持ちつつ、存分に楽しみたいところです。と、着いて、早速トイレに寄り道しましたが、トイレも清潔で綺麗で何より。個人的にはトイレ事情が大事なので、トイレが綺麗なところでないと辛いんです。その後、入国手続きは事前申請していたこともあって、あっという間。入国後はMRTの駅に移動します。

チャンギ空港駅でICカードを購入して、MRTに乗り込みます。チャンギ空港駅から出ているチャンギ空港線に一駅乗車して、次のExpo駅でダウンタウン線に乗り換えます。ダウンタウン線では席に座れて、ほっと一息。

ホテル G シンガポール

そして、現地時間の午後7時前、ホテル最寄のベンクーレン駅(Bencoolen Station)に到着しました。駅前は日本でもありがちな歩道の広い道路になっていて、歩きやすく、治安もよさそうです。少し歩くと、今回宿泊する「ホテル G シンガポール」に到着しました。

慣れない英語でチェックインを済ませて、部屋に向かいます。綺麗な部屋を見て、安心しました。シンガポールを旅する拠点としては十分そうです。

早く外に出たい気もしつつ、長旅の疲れもあったので、少しだけ休憩します。海外旅行は楽しみも多いですが、やっぱり緊張してしたようで、疲れがどっと出てくるような感覚です。

夜のマーライオン

1時間ほど休んだ後、夜のシンガポールの街を見に、ホテルを出発します。

ホテルからマーライオン公園までは歩いて30分ほどなので、歩いて向かうことにしました。夜なので心配もありますが、歩いていると、綺麗な街並みと程々に人がいるので、不安はあまり感じませんでした。治安のいいシンガポールでも、割と落ち着いた地区なのでしょうか。どちらかといえば、暑さにやられて、汗を結構かいていた自分の方が不審なくらいだなーと思いつつ、マーライオン公園へとテクテク歩きます。

ホテルを出発して30分ほどで、マーライオンのいるマリーナエリアに到着しました。映像でしか見たことのなかったシンガポールの景色が目の前に広がっていて、感動してしまいます。

マーライオン公園までは広い歩道橋を渡って向かいます。もう夜ではありますが、マーライオン公園周辺は多くの観光客で賑わっていました。

意外と小さいみたいな話を聞いたりしていたので、実はあまり期待していなかったのですが、「結構大きいじゃん!」とにんまり。いろんな角度から写真を撮って過ごしました。

来るだけでかなり汗をかいたので、帰りはMRTに乗ることにしました。なかなか駅に辿り着かなかったのですが、東西線のラッフルズ・プレイス駅(Raffles Place Station)から2駅乗車して、ブギス駅(Bugis Station)で下車しました。ブギス駅からは大通り沿いを歩いて、無事、ホテルまで戻ってこれました。

夕食は、疲れていたので、ホテルのあるビルの1階に入居しているお店でハンバーガーを食べることにしました。タイガービール(シンガポールのビール)がなかったのは残念でしたが、緊張ばかりの初日を終えた満足感もあって、キンキンに冷えたビールは最高に美味しかったです。

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