特急「とかち3号」乗車記(札幌→帯広)
Date: 2021/6/12
旅立ち
この一週間は仕事的に大変忙しく、今年になってから一番という多忙感。忙しい日々を乗り切った後は1泊2日の帯広・十勝旅行へと行ってくることにしました。
旅の出発は遅め。起きてまずは近くのクリーニング店にモノを預けてから札幌駅へと向かいました。指定席券売機で発券をして駅構内に入ります。今回は時勢を考慮して(?)、車内での飲食は控えるつもりのため、飲み物だけを売店で購入して、ホームに上がります。
早々にホームへ上がったこともあり列車はまだ到着していませんでした。出発するホームは7番線ですが、隣のホームからこの列車に次いで出発する「北斗」函館行きということで、徐々に遠出をしそうな人たちがホームに増えてきます。
列車に乗って
出発の15分ほど前に列車がホームに入線してきました。「とかち」号に乗るのは久しぶりですが、車両自体は「北斗」・「おおぞら」などでも使用されている車両と同じ車両なので、新鮮な感じはありません。
先頭で一枚写真を撮った後、指定席を購入している3号車から乗車します。
列車は、先頭が1号車の4両編成で、1号車がグリーン車、2・3号車が普通車指定席、4号車が普通車自由席となっています。次第に乗客の方も増えてはきたものの、乗車率は全体で3割程度でしょうか。閑散とした車内となっています。
定刻になり札幌駅を出発。雨模様の札幌を旅立ち、一路十勝へと向かいます。十勝は午後から晴れている予報ですが予報通り晴れて来ればいいのですがどうでしょうか。
きっぷのはなし
帯広までは2時間40分ほどの道のり。ちょうどいい乗車時間です。今回もチケットは「えきねっとトクだ値」を利用したため、お値段も6,230円とオトクに利用できました。なお、もう少し前に予約すれば「お先にトクだ値」で更にオトクに利用できます。
ところで、えきねっとの予約サイトを見ていて気が付いたのですが、「とかち」号のオトク商品ですが、7月1日乗車分から期間限定で「グリーン車」利用の「お先にトクだ値」が設定されるようです。JR北海道のグリーン車は横3列掛けで大変快適なので、夏の十勝旅行にお勧めです。
参考記事
特急「とかち」号と同型の車両を使用した特急「北斗」のグリーン車を利用した際の乗車記です。
十勝平野に入り
南千歳を過ぎて、石勝線区間はトンネルが多いため、電波の入りが余りよくありません。また、雨空と天気も良くないこともあって、南千歳からはうたた寝の時間になりました。気が付けば、列車は十勝平野に入っていました。車窓も撮ろうと思ったのですが、雨の汚れが結構残っていて、綺麗に取れなかったので、それはやめつつ、帯広への到着までのほほんと過ごします。
十勝平野は雨が降っていないらしく、ただ天気が良いということもなく、何とも言えぬ空模様でした。ただ、帯広が近づくにつれて、徐々に晴れ間も見えるようになってきました。このまま晴れてくれると良いのですが、どうでしょうか。
列車は定刻通りに帯広駅へ到着しました。降車する乗客の数を見るとそれなりに乗っている方な気もしてしまうのですが、乗車率でみると恐らく3割程度。厳しい状況に見慣れすぎてしまっているような気がしました。
帯広駅に下車してカーシェアスタンドに向かいます。今回は短時間しか車を使わない予定なので、カーシェアを使って、1泊2日の十勝観光を楽しもうと思います。そして、まずはお腹も減っているので、豚丼でも食べに行きましょうか。
次回予告:帯広名物「豚丼」と新緑の音更さんぽ
旅行記「花咲く十勝で陽を浴びて」
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