金沢の美と食
2024/9/8
金沢21世紀美術館
かなり汗もかいて疲れたので部屋で一休みして、再び出発します。夜ごはんの前に向かう先は、「金沢21世紀美術館」です。近江町市場からバスに乗って向かいます。
なお、この21世紀美術館は兼六園の近くにあるので、本来はまとめて観光するのがお勧めです。
「金沢21世紀美術館」は、「まちに開かれた公園のような美術館」をコンセプトとして2004年に開館した美術館です。レアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」(写真2枚目)などが有名で、地上と地下の両方から見学することが出来ます。この日は遅い時間だったので既に地下の予約は終了していたため、地上からのみ見学しました。
コンセプトを踏まえて、無料の開放エリアにも作品が展示されていたり、体験型施設があったり、と、現代美術を気軽に触れられるというところが、とても良かったです。
この日は終わり間際であまり時間は取れませんでしたが、それでもかなり良かったので、今度はもっとゆっくりと訪れたいところです。美術館を後にした私は、香林坊・片町エリアを歩いて、今宵の宴の場へと向かいます。
大衆割烹 魚吟
やってきたお店は片町にある「大衆割烹 魚吟」です。事前にインターネットから予約してやってきました。カウンター席の端っこ2席を使わせてもらって、まずは赤星の瓶ビールを注文しました。
料理は、はじめに「じゃこと加賀野菜チップのサラダ」と「刺身の盛り合わせ」を注文。刺身はメニューでは2人前からの記載でしたが、一人前からもOKということだったので、炙りのどくろ付きで注文しました。
瓶ビールが空いたら地酒です。今日は「天狗舞」の山廃からいただきます。こちらは石川県白山市のお酒です。
追加の料理は、「バイ貝バター陶板焼き」と「揚げ出し豆腐のハーフ」を注文。陶板焼きは一人で食べるには少し多かったですが、どちらも美味しかったです。地酒二杯目の「菊姫」とともにいただきました。
なかなか料理は美味しく、店員さんがかなり元気のいいお店で、いいお店でした。
酒BARのおでん バンチョーサン
二軒目は金沢おでんをいただきましょう。この日は日曜日でやっているお店も限られていましたが、ちょうど目に留まった「酒BARのおでん バンチョーサン」に入ってみます。
少し入りづらい隠れ家風なお店ですが、勇気を出して入ってみると、カウンター席が一つ空いていて、通していただきました。
「金澤ハイボール」とともに「おでんの盛り合わせ」を頂きます。
盛合せは、3点盛りを頼みながらも、品数多め・一つのサイズを小さめに用意していただけました。ひとり旅にはありがたいことこのうえないです。おでんは出汁も程よくきいていて、上品で、かなり美味しくいただけました。
お店の雰囲気もよく、今旅一番の満足でした。
麺屋大河
二軒でかなりの満足しましたが、最後に締めのラーメンを頂くことにします。お腹を減らすべく、金沢駅前まで歩いてやってきたのは「麺屋大河」です。列は10人ほどだったのですぐ入れるかなと思いましたが、進みがかなり遅かったので、メニューも見ながらのんびりと待ちます。
ようやく席に案内されると、ジンジャージュースが提供されました。その後、注文した「特製味噌らーめん」がやってきました。自分好みの濃厚な味噌スープで、生姜と柚子がいいアクセントになっています。麺も好みの太麺でとても美味しかったです。
二軒ハシゴに、〆のラーメンまで食べれば、それはもうお腹いっぱい。最高に満足できた夜でした。