かがやきの国#1

金沢の玄関口と金沢の台所

2024/9/7

北陸新幹線「かがやき541号」(東京駅→金沢駅)

東京駅構内の「駅弁屋祭」でお弁当を調達し、新幹線ホームにやってきました。乗車するのは、北陸新幹線「かがやき541号」です。

前回の立山黒部アルペンルート旅行の帰りも北陸新幹線を利用したので、約1か月ぶりの北陸新幹線となります。ちなみに、前回の旅行の後に、本来であれば釧路・根室旅行をする予定があったのですが、台風の影響で行くことが出来ず、遠出自体も約1か月ぶりです。

丸の内や大手町の高層ビル群を見ながら、東京駅を旅立ちます。

さて、朝ごはんにします。今日の朝ごはんには東華軒の「紅葉狩り」にしました。季節のお弁当系にしようと思っていて、そこまでご飯が多くないものということで、このお弁当を選択しました。

秋感は栗と煮物といったところに留まりますが、全体的に秋っぽい色合いになっています。食べていると、鯛めしのご飯が程よくしっとりしていて、何より美味しかったです。一つ難点だったのは、海老を剥くのが、車内で食べるにはちょっと不便さを感じました。

お弁当を食べ終えた後は、デザートの「桃ヨーグルトクレープ」と「クリームチーズ生ハム包み」を食べながら、ハイボールをいただきます。

のんびり食べていたので、飲み終えたのは高崎駅の手前ほど。この列車が臨時列車であることに加えて、この日が夏休みシーズンも終わり、来週と再来週に3連休を控えている狭間の週末ということもあってか、隣の席は空いていたので、快適に眠りにつきます。

気が付くと、富山駅を出発する頃でした。北陸新幹線の富山から先は今回が初めての乗車です。折角なので、今年延伸開業した敦賀駅まで乗りたいところですが、この列車は金沢行き。富山から金沢までは約20分で到着するため、車窓を眺めていたら、あっという間に金沢駅到着の案内が流れていました。

近江町市場

金沢駅に到着して、東側の兼六園口を出ます。兼六園口にある巨大な門・鼓門(つづみもん)は、金沢の伝統芸能である能楽で使われる鼓をイメージしています。金沢駅のシンボルであり、多くの人がここで写真を撮っていました。

近江町市場近くにあるホテルに一旦荷物を預けるべく、駅前通りを歩きます。少し離れていますが、歩けない距離ではありません。

荷物を預けた後は、近江町市場を散策します。近江町市場は、金沢市中心部にある市場で、金沢市民の台所として多くの人に愛されてきました。今日では食べ歩きが出来るスポットとして金沢観光の定番となっています。

すっかり観光客ばかりが訪れる場所になっているのかと思いきや、思っていた以上に地元の方も来ていて、そこはちょっとした驚きです。もちろん、観光客向けの海鮮を食べ歩きできるお店もあり、いい感じに機能しているようです。

自分も少しだけ食べ歩きということで、名物だという「能登コロッケ」を購入してみました。揚げたてなのか、ホクホクで美味しかったです。他にも、のどぐろコロッケや甘海老クリームコロッケなど気になるものがたくさんありましたが、コロッケでお腹いっぱいになってしまうので、やめておきました。

海鮮食べ歩きにも惹かれながら、今回は近江町市場周辺に泊まるので、海鮮食べ歩きはまた別の機会にして、続いてはご当地回転寿司チェーン「もりもり寿し」にやってきました。

はじめに瓶ビールを注文したのち、寿司を控えめに「日本海3貫」、「がすえび」、「貝3貫」を注文しました。一番美味しかったのは「がすえび」です。暑さでそこまで食欲もなかったので、これでお会計にしました。

ちなみに、この「もりもり寿し」は近江町市場に2店舗あるのですが、奥にあるこちらは空いていて入りやすいので、こちらに来るのがおすすめです。

食後は、近江町市場から歩いて、ひがし茶屋街へと向かいます。