読谷紀行#4

読谷村旅行記(2)~座喜味城跡~

座喜味城跡

沖縄そばランチの後は「座喜味城跡」へと向かいます。座喜味城跡周辺は道が狭く、一方通行となっている区間もあるので、目的地をよく確認してから向かうと良いでしょう。

と言うのも、思っていた場所と違う場所に辿り着いてしまい時間を無駄にしてしまいました。ぐるぐると座喜味城跡周辺を回ったのち、駐車場に辿り着きました。まずは「世界遺産座喜味城跡 ユンタンザミュージアム」から見学していくことにします。

世界遺産座喜味城跡 ユンタンザミュージアム

簡単に座喜味城の解説をしますと、15世紀初頭―1416年から1422年―に護佐丸によって築城されたお城で、中城地域・周辺海域までよく見渡せる要衝にあります。戦前に日本軍の軍用地として使われていたため、第二次世界大戦中の米軍による空襲と沖縄戦で壊滅的な被害を受けましたが、沖縄県の本土復帰後にあたる1974年に米軍から返還された後に復元・修復がなされ、2000年に世界遺産に登録されました。

座喜味城跡の案内

時間が限られていたので、ミュージアムはサクっと見学して、座喜味城跡へと入っていきます。

座喜味城跡

間もなくすると石造のアーチ門が見えてきます。とても立派です。

座喜味城の石垣

もう少し進んでみます。

石造アーチ門

こちらが二の郭の手前にあるアーチ門。楔石が撃ち込まれています。

立派なアーチ門

アーチ門を抜けると「二の郭」となっていて、奥に「一の郭」へと続くアーチ門が再び待っています。それでは、次のアーチ門を抜けて、「一の郭」へと向かいます。

二の郭

発掘調査によると「一の郭」には建物があったそうで、その位置が分かるようになっています。

建物跡

この近くには「座喜味親方寄進灯篭」もあります。これは護佐丸の子孫が江戸幕府に参府し、戻ってこられたことを祝したものです。

座喜味親方寄進灯篭

さて、この「一の郭」。実は外壁に上れるようになっているので、登ってみることにします。城郭からは読谷の街並みだけでなく、南北の海まで見渡すことが出来、とても見晴らしのいい場所であることがわかりました。

見学後は門前ならぬ城前にある「鶴亀堂ぜんざい」というお店をみてみます。

鶴亀堂ぜんざい

こちらのお店はテイクアウトのみの営業でしたが、ぜんざいを頂くことが出来ます。折角なのでは、なかなか食べる機会のなかった琉球ぜんざいを頂くことにしました。

とても美味しかったですが、風にあおられ、きな粉が飛んでいくトラブルに気を付けましょう。笑

琉球ぜんざい

ぜんざいも楽しんだところで、那覇空港へと戻ります。出発まで少し時間があったので、那覇空港内の「空港内ブルワリー」へとお邪魔しました。

のんびりしていたら、搭乗口に着いた頃には既に搭乗開始となっていたので、急いで乗り込みます。

33番搭乗口