読谷村旅行記(1)~残波岬~
2023/3/5
今週もまた週末旅行なので、夜が明ければ現実へ戻る旅の最終日です。朝から観光に注力したいという思いがある一方で、日頃の疲れがたまっていて、起床はだいぶゆっくりの9時過ぎでした。
残波岬
とはいえ、カーシェアを借りて観光スタートです。いろいろと行きたいところはありますが、晴天なので海が見たいと思い、「残波岬」へ向かうことにしました。おもろまちから残波岬までは約1時間ほどのドライブです。
読谷市街地から残波岬方面へと向かっていく途中、徐々に陸地の幅が広くなってきているんだろうなという地形を感じられたのがよかったです。
駐車場に車を停めて、残波岬灯台へと歩いて向かいます。駐車場から灯台はすぐでした。
残波岬灯台
「残波岬灯台」は高さ31mと南西諸島随一の高さを誇るということなので、入口でお金を払い、灯台に上ってみます。
灯台の上からは残波岬周辺の地形がよく分かります。東方向は残波岬を象徴する高さ30mほどの断崖が続いていて、雄大な景観が楽しめます。南東方向は残波ビーチの美しい砂浜とエメラルドグリーンの綺麗な海が見えます。
岬になっているので、西方向は基本的に海ですが、南西方向手前には(東方向からの)ごつごつとした岩場が続いています。ここから見える離島は慶良間諸島に加えて、この日は北の方角にある伊江島もくっきりと見ることが出来ました。
続いて、灯台の麓にある岩場を散策します。断崖の上にある岩場なので足元に注意しながら散策します。
岩場を一通り散策して、南側に目を向けると断崖の終わりを見えることが出来るので、変化にとんだ景観を楽しめます。
それでは、灯台を後にします。
遊歩道
残波岬地域は遊歩道が整備されているため、遊歩道を散策してみることにします。
遊歩道を散策し始めると、「泰期」という人物の銅像があります。この人物は14世紀後半に活躍し、中山王・察度の弟で、読谷村長浜を拠点に交易を行っていたというのが通説であり、この銅像の碑からは「商売の神様」として崇められていることが分かります。
その先ももう少し遊歩道を散策します。遊歩道から眺める「残波岬灯台」は黒い岩肌、青い海、青い空のなかで白く輝いていました。
残波ビーチ
残波岬公園の散策も程々にして、「残波ビーチ」へと向かいます。
海開きは4月からということで、海開きに向けた準備?工事?やらをしているようですが、この日は日曜日なのでとても静かでした。
シーズン中であれば多くの人で賑わっているであろう残波ビーチですが、この日は殆ど人もおらず、綺麗な砂浜と沖縄らしい青い海を独り占めしているような気分で快適に過ごせました。
花より団子
御菓子御殿読谷本店
残波岬や残波ビーチの美しい景色は日々の疲れを忘れさせてくれますが、「花より団子」という言葉があるように、お腹も減ってくるところ。ランチの前に、「紅芋タルト」で有名な「御菓子御殿」の読谷本店に向かいました。
「御殿」という名に相応しい造りの店内に入ると、名物「紅いもタルト」のほか、紅芋を使ったお菓子がたくさん並んでいます。今回は「紅いも生タルト」を購入し、テラスで頂きました。もちろん美味しかったです。
花織そば
お菓子もいいけどランチもしたい…ということで、この辺りで人気の沖縄そば店「花織そば」へやってきました。駐車するのが少し大変なお店ですが、ちょうどよく車を停められました。
店内に入ると2階席に案内されましたので、2階席へと向かいます。
「野菜そば」というのが人気メニューのようですが、今回は「花織そば」と「ジューシーおにぎり」を注文しました。あっさりとしたスープが麺とよく合っていてとても美味しかったです。