雄武町・枝幸町旅行記
Date: 2021/8/7
オホーツク地方最北の街
- 2021/8/7 13:15
- 「道の駅おこっぺ」を出発。雄武・稚内方面と紋別・網走方面への分岐を左に進み、北へ進みます。
- 2021/8/7 13:30
- 雄武町の「日の出岬」に到着。
続いては、興部町の北隣「雄武町」へと向かいます。雄武町はオホーツク海沿いの人口約4千人の街で、漁業や酪農などの第一次産業が盛んな街です。この街きっての名所が「日の出岬」で、オホーツク海がオレンジ色に染まる美しい日の出が見えることで知られています。
お昼過ぎの時間帯ではありますが、その「日の出岬」へと到着しました。岬周辺はキャンプサイトとなっていて、三連休ということもあり多くのキャンパーがいました。ちなみに、コテージやホテルなどもあるため、キャンプ以外でも「宿泊して日の出を見る」ことができます。
写真にもあるように、この日の出岬には展望台があるので、展望台へと行ってみることにします。
この展望台「ラ・ルーナ」は、日の出岬の標高10メートルの場所にある展望台で、冬季でも寒さに震えることなく流氷を楽しめるようにと造られた展望台であるとのこと。
早速中に入っていきます。入口の扉は故障しているのか手動なのか非常に重いのですが入ってみると、ものすごく暑い。冬でも寒さに震えることはないかもしれませんが、夏は暑さに震えてしまうくらいに熱気がこもっています。
それでも、展望台からは綺麗なオホーツク海・日の出岬の周辺を綺麗に見渡すことが出来ます。真夏は暑いので、初秋くらいに訪れるのがいいかもしれませんが。
一面の青空と青い海。海はどこまでも続いています。
北側には沢木地区の集落がよく見えます。これから北上するのですが、北の方にはいくつか雲がかかっているようです。雨などにならなければいいのですが。
- 2021/8/7 13:45
- 「日の出岬」を出発して北へ進みます。
- 2021/8/7 14:00
- 更に北上し雄武町中心部に位置する「道の駅おうむ」に到着。
日の出岬を発ち、雄武町の中心部へと向かいます。中心部には「道の駅おうむ」があるため、こちらに立ち寄ることにします。こちらの道の駅はビルの7階部分に相当する「飛行船」をイメージした展望フロアが見どころとなっています。
建物内に入り、早速エレベーターに乗り込みます。展望フロアは夏の時期、高温になるのでお気を付けください、との張り紙がありました。ちょっと嫌な予感はしますが、ここまで来たのでそのままエレベーターで昇ります。
エレベーターを降りると、ご覧のように雄武町中心部が見渡せる展望フロアとなっています。温度は暑いと言えば暑いですが、耐えられない暑さではありませんでした。
早速、眺めを見に行きましょう。眼前には漁港があります。これと言った特徴はあまりないと言えばないですが、やはり漁港が綺麗で立派なことと、道がよく整備されているなあという印象を持ちました。力を入れているのか、たまたま最近に更新をしただけなのかは定かではありませんが。
続いて南側も見てみましょう。町役場のほか、飲食店なども南側に多いとのこと。人口規模の割には色々な施設が集積しているのではないでしょうか。
道の駅おうむ
住所
〒098-1702 北海道紋別郡雄武町雄武1885番地14
営業時間
8:00~21:00(5月~10月)/8:00~20:00(11月~翌4月)
※2021年8月現在
迫りくる「黒い雲」
- 2021/8/7 14:10
- 早々に「道の駅おうむ」を出発して、再び北上を開始します。
- 2021/8/7 15:00
- 宗谷管内に入り、枝幸町の「道の駅マリーンアイランド岡島」に到着。今日最後の休憩です。
本日の宿は枝幸町で、早めにチェックインをして温泉を利用したかったため、道の駅おうむは早々に出発をします。雄武町までがオホーツク管内で、次の枝幸町からは宗谷管内となります。雄武町から次の枝幸町までそれぞれの役場同士の距離は50km以上とだいぶ遠いので、隣町と言えど結構な時間が掛かります。
枝幸町(えさしちょう)は宗谷地方南部に位置する人口8千人弱の町で、毛ガニ籠漁が日本一であることで知られています。平成の大合併でオホーツク海に面する(旧・)枝幸町と内陸の(旧・)歌登町が合併してできました。この地域では比較的大きな市町村となっています。なお、道南にも江差町(えさしちょう)があるため、区別する際には「北見枝幸」などと呼ばれることが多いようです。
さて、今回は南側から枝幸町に来ましたが、枝幸町の中心部はだいぶ北側に寄っているため、町内に入ってしばらくはオホーツク海と酪農地帯を見ながらのドライブとなります。この区間ともなると交通量も比較的少なく、快適なドライブをすることができるというのはメリットではあるものの、休憩できる場所は多くないため、注意が必要そうです。
道の駅おうむから走ること約50分で、「道の駅マリーンアイランド岡島」に到着しました。オホーツク海に浮かぶ客船をイメージしている建物となっていて、帆立や毛ガニなどの海鮮グルメを楽しめることで有名です。
今回はもうすぐ宿に着くのでトイレ休憩をして、その後で船の展望デッキ部分に登るだけ登ってみて、すぐに出発することにしました。
展望デッキ部分に登ってみると、「はまなす海水浴場」方面を見渡すことが出来ます。海水浴場は南側で、南側はご覧のように晴れ渡っているのですが、これから行く北側は前の写真のように「黒い雲」が近づいてきています。雨が降らないと良いのですが。
道の駅マリーンアイランド岡島
住所
〒098-5802 北海道枝幸郡枝幸町岡島1978−13
営業時間
開店時刻 9:00(4月下旬~10月) 10:00(11月~翌4月下旬)
閉店時刻 16:00(11月~翌4月下旬) 16:30(4月下旬~6月) 17:00(7月~9月) 16:30(10月)
定休日 冬季の毎週月曜日、年末年始
※2021年8月現在
- 次回予告
- 枝幸町で温泉に宿泊します。
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