氷の世界に再び#1

ANA4861便(札幌千歳→女満別)搭乗記

2021/2/20

2月は祝日が2日あって、いずれも飛び石連休。ただでさえ少ない2月の営業日が少なく、仕事的にはせわしない1か月ですが、楽しむにはそれはそれでよい2月です。昨年・2月にも連休を利用して道東へ出かけてきましたが、今年もまた道東へ出かけに行きます。

この日は雨が降っていたので最寄り駅までバスを利用。バスが少ないので、札幌駅には着くべき時間よりもだいぶ早く到着しました。指定席券売機で「快速エアポート」の指定席券を購入して、ホームへと向かいます。

快速エアポート74号

この時間帯の快速エアポートは白石駅にも停車します。昨年春から運転が開始された「特別快速」にも乗ってみたいのですが、なかなか機会がありません。乗車してみると、4号車の指定席は窓側は埋まるほどの乗車率でした。


新千歳空港に到着し、友人と合流して、チェックイン・保安検査をします。保安検査場はガラガラで待ちなく入れました。その後、搭乗ゲートへ向かいます。

出発案内

需要減退に伴う欠航便が目立ちます。この日は羽田便が遅延していたので、制限エリア内は混雑していました。

0番搭乗ゲート

一番端にある0番ゲートが今回の搭乗口。0番はゲートも遠いうえ、ゲートからも遠く、やや不便ではあります。

本日搭乗するANA4861便女満別空港行き

本日の機材は、道内便で大活躍の「ボンQ(DHC8-Q400)」です。ANAグループが運航する唯一のプロペラ機材で、主に地方間路線で活躍しています。現在の道内路線は千歳~利尻線を除いてこちらの機材となっています。(コロナ前は釧路線の一部はB737を使用していました。)


今回は最後列窓側「19D」席を利用したので、Group1での搭乗。狭いプロペラ機材ではこの搭乗順は特に合理的な感じもします。本日は数席(見る限り4席程度)の空席があるのみで、機内はほぼ満席。隣の席が空席ではないのはいつぶりか思い出せないですが、これだけの搭乗率というのは嬉しさもあります。(なお、千歳~女満別線は元々ANAのみで3往復設定されているのが2往復に減便されています。)

スムーズに搭乗を終え、定刻よりも少しだけ早く出発。この日は気流の関係で揺れが予想されているとのことで、機内サービスについても中断となる可能性があるという案内放送がありました。

雲の中を

離陸後しばらくは雲の中を飛行しました。

オホーツクの大地

着陸が近づいて高度を下げてくると、オホーツクの大地が見えてきました。

網走湖

一旦、網走市上空まで行って旋回して、女満別へ着陸するようです。網走湖は凍っています。

女満別空港に着陸

無事、女満別空港に着陸。2番ゲートに到着しました。


最後列は結構好きなのですが、降機するのに少し時間が掛かるのは難点ですね。とは言っても小型プロペラ機なので大した差ではありませんが。私は荷物を預けていませんでしたが、手荷物受取レーンに着いた頃には、既に手荷物の受取が始まっていました。

ウェルカムボード

手荷物受取の場所にはいくつかのウェルカムボードがありました。

#オホーツクール

北見地方はカーリングが有名ですね。

女満別空港

空港向かいのレンタカー屋さん前から撮影しました。元々は気象観測用に設置された空港で、1985年(昭和60年)にジェット機対応の新空港となり、滑走路は2,500mのものが1本あります。ANA・JAL・HAC・AIRDO・Peachの各社が就航し、定期5路線(羽田・伊丹・成田・新千歳・丘珠)と、季節運航の中部便1路線が運航されています。(関西便もありましたが、2021年ダイヤより運休となります)


それでは、レンタカーを借りて、まずはご当地の有名グルメを食べに行きましょう。

(続)


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