特急「開運初詣」乗車記(新宿→香取)
2023/1/8
臨時特急「開運初詣」
沖縄から帰ってきて、昨日は伊豆・下田に行きましたが、今日は北総地域に初詣へ向かいます。まだ休みが2日残っていると思うと、最終日を調整日として、今日までは楽しめるという算段です。
というわけで、新宿駅に向かいます。どうして新宿駅かというと、新宿駅から成田線・鹿島線に直通する臨時特急「開運初詣号」で香取・鹿島詣に向かうからです。
通常ダイヤでは、新宿・東京駅から佐原方面に向かう特急列車は運行されていないのですが、初詣需要に対応するため期間限定でこの列車が設定されていました。香取神宮は駅から遠いのですが、臨時列車に合わせて、最寄りの香取駅からシャトルバスも運行されているらしいので、初詣にはもってこいの列車です。
東京から千葉へ
この列車も車内販売はないので事前にお弁当などを買い込んで列車に乗り込みます。この列車は、新宿駅から御茶ノ水・秋葉原・両国などを経由して、総武線に直通するようで、両国の江戸東京博物館や東京スカイツリーなども眺めることができました。特に御茶ノ水~錦糸町くらいまでは速度もゆっくりでしたので、流れゆく車窓をゆっくりと楽しめました。
錦糸町を過ぎると、総武線に入って特急列車らしい走りになりました。荒川を越えると千葉県ではなく江戸川区に入り、江戸川を越えると今度こそ千葉県に入ります。川を越える景色はいつ見てもいいものです。ふと、仙台に住んでいた時の名取川や札幌に住んでいた時の豊平川を思い出しました。
今日の駅弁「季節のおべんとうふゆ」
それでは朝ごはんを頂くことにしましょうか。今日の朝ご飯は新宿駅の駅弁屋で購入した「季節のおべんとうふゆ」です。今日も体調を考えてお茶をお供にしました。昨日食べた「冬の彩り」の廉価版といったところでしょうか。
さて、中を開けてみましょう。なかなか彩りがあって美味しそうです。鶏五目のおこわっていうのがまた嬉しかったですね。
千葉県北東部に
列車は船橋や津田沼からもお客さんを乗せて、千葉駅へと向かっていきます。津田沼あたりまでは延々と市街地が続いていますが、その先は所々に長閑な景色も見られるようになりました。
千葉駅からもお客さんを乗せて、車内はそこそこの乗車率です。千葉県内からの乗車が思ったよりも多いのは驚きました。また、千葉駅を過ぎると駅間には長閑な田園風景が広がるようになってきました。
シャトルバスでまさかの事態
香取駅には予定通り到着したので、バスが待っている駅前に向かいます。しかし、そこでまさかの事態。なんとシャトルバスが満員で乗車できないとのこと。次のバスは1時間後なのでそれまで待っていただくか、歩いて頂くか、ですかね、とJRの方が言います。
これは完全に小言になりますが、初詣用に運行している列車と接続するシャトルバスの連携が全く図られていないというのはちょっとあり得ないですよね。私は歩いて行くことにしましたが、子供連れや高齢者などではちょっとキツいのではないでしょうか。もっともバスドライバーや誘導係の人の責任ではなく、営業施策を考える側の問題ですけど、幸先が悪いなあと感じてしまわざるを得ませんね。