特急「サロベツ4号」乗車記(稚内→豊富)
Date: 2021/11/19
稚内空港連絡バス
稚内空港から稚内市街地までは航空機と接続している路線バスで移動することが出来ます。なお、距離も遠く離れているわけではないため、稚内駅~稚内空港までタクシーを利用しても約4,000円、南稚内駅~稚内空港までであれば約3,300円で移動できるようです。この連絡バスが700円かかるので人数によってはタクシーでも良いかもしれません。
途中の停留所も多いため、稚内駅までは約30分ほどかかります。
どんよりとした雲が立ち込める稚内駅に到着。稚内にやってくるのはいつ以来でしょうか。相変わらず綺麗な駅舎です。今回はまだ稚内⇔豊富温泉間を「公共交通機関で往復する」か「レンタカーを借りる」かまだ決めていないので、早く決める必要があります。予約を取っていないのは前者を前提に旅程を組んだものの、今日の天候がイマイチのようなので念のため万が一(宗谷本線が運休になった場合)に備えていたからです。
ただ、駅に着いた段階でも平常運転のようですし、明日の天気は回復するようなので、今日しっかり運行すれば明日は大丈夫だろうと判断して、往復の乗車券と往路の特急券を購入しました。
無事に切符も買ったところで、お昼ご飯を検討します。外に食べに行くのもアリだとは思っていましたが雨が降ってきたのでやめることにしました。駅構内の食堂にしようかと思うと「臨時休業」。悩んでいると駅弁が売られているようで心惹かれます。
稚内と言えば海鮮ですから海鮮系の駅弁なのは当たり前ですがどうも心が惹かれないというか肉系が食べたいという気分だったのでこちらも保留。豊富駅での待ち時間に駅のカフェか近くのかつ丼を食べることにしました。
そういうわけで、駅の2階でパソコン作業をしながら列車の到着を待つことにしました。
特急「サロベツ4号」
車内に乗り込むと思いのほかお客さんが多く驚きます。自由席の4号車に乗車していましたが、稚内駅・南稚内駅からの乗客だけで既に4割程度の乗車率でした。多くのお客さんは旭川まで乗りとおすでしょうから、この先からの乗車を含めると、いい乗車率なのではないでしょうか。
先ほど上空から見た線路を伝って、列車は順調に南へ向かいます。
豊富駅までは約40分で到着しました。豊富での乗降は僅かでしたが、それでも乗車する人と降車する人がいました。駅構内は天気のせいもあってか、薄暗い雰囲気であります。
雨も降っているので駅構内の喫茶店「すてーしょん」で少し遅めのお昼ご飯を食べることにしました。
注文したのは「海老フライカレー」です。大きなエビフライが3つも入っていて美味しくいただきました。
ゆっくりと食事をしていると大雨と共に雷の音が響いてきました。乗り換えるバスが来るまではしばらくあるため、食事を終えた後もしばしこちらでゆっくりと過ごします。
雨が止んだタイミングでお会計を済まして、駅の外に出てみます。先ほどの喫茶店は建物内にある建物といった感じになっているようなのが分かります。なお、建物こそ大きいですが無人駅で、駅員さんはいません。
駅の隣には「オエ61形救援車」という旧型車両が展示されていたので写真だけ撮りましたが、見るからに老朽化が著しく、管理状況はお世辞にも褒められたものではありません。
しばらくしてやってきた豊富駅始発の沿岸バス留萌市立病院行きに乗車して、豊富温泉へ向かいます。
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