ANA4841便搭乗記(札幌千歳→稚内)
Date: 2021/11/19
道北へ向かう便
約2週間ぶりの新千歳空港。
9月前半頃をボトムに、新千歳空港の客足は日に日に戻りつつあるように感じます。この日も金曜日の利用でしたが空港内は活況であり、お土産品を取り扱う店舗にもお客さんが入っています。「日常」が取り戻せているとはまだ言えないものの、緩んだ和やかな空気感というのはどことなく良いものであります。
チェックインを済ませ、保安検査場を抜けて、一旦は制限エリア内の一般搭乗待合フロアへと進みます。まだ朝ご飯を食べていなかったので、ANA FESTAで朝ごはんを買ってから、ラウンジに行くことにしました。
現地に着いてからの移動手段を公共交通のみにして旅程を組んだものの天候が不安なため、万が一運転するという決断を下せるように、朝からビールはせずに牛乳で我慢します。サンドイッチは海老カツと玉子が一つずつ入ったものにしました。お味は普通ですが、サンドイッチに限って言えば、大手コンビニのクオリティが上がり過ぎて、なかなか満足度が上がりづらくなっているような気がします。
朝ごはんを食べた後は搭乗ゲートへと向かいます。11月15日から優先搭乗が再開されたため、折角なので搭乗開始前にしっかり着くように、早めにゲートへ向かいました。
この後、事前改札サービスの後、Group1(ダイヤモンドステータス)の利用者はいなかったので、Group2(プラチナステータス)ながら事前改札の親子に続いて2組目の搭乗が出来ました。だからと言って、それ以上の何もないのですが優先搭乗再開記念ということで。稚内行きはもちろんQ84で、予約したいつもの19D席へ向かいます。
続々と機内にお客さんが乗り込んできて、全体で見ると約6割くらいの搭乗率になりましたが、隣は空席でした。機内はオフシーズンということもあり、ほとんどがビジネス客で、数組帰省客のような人も見当たりました。その後、概ね時刻通りにドアクローズして出発します。
空の上から
離陸後、安定飛行にはすぐに移ったものの、しばらくは雲の影響で陸地の見えない飛行が続きました。初めての千歳~稚内便なので、窓の外の様子を見たいのですが、こればかりは仕方がないとしか言いようがありません。
しかし、願いが通じたのか、次第に雲が切れ、大地が見えるようになってきました。
短い飛行時間ではあるものの、スープも含めて選択できましたが、今回はミネラルウォーターを頂きました。
宗谷地方へ
しばらく飛行して宗谷地方へ近づいてくると再び薄い雲が広がってきて視界が悪くなってきました。この日の宗谷地方の天気は曇りのち雪。冬の宗谷らしい天気です。それでも眼下には雄大な天塩川を眺めることが出来ました。ちょうど天塩町・幌延町の町境がある雄信内付近の様子です。
さらに北上すると、風力発電用の大型風車が見えてきました。
このまま、稚内市街地の東側にある空港方面へ向けて高度を下げていきますが、大きく旋回して海上へ向かいます。特に視界が悪いというわけでもないので、こういうルートなのでしょう。
さらに西へ進み、稚内公園など半島部が一望出来ました。
このまま利尻島や礼文島まで見えるなんてこともあるのだろうか!?と、絶対に起こりえないような希望を一瞬だけ持ってしまいましたが、間もなく日本海上で再び大きく旋回して、稚内空港へ向け東進します。
遠くには風車が見えてきました。
着陸直前には稚内空港近くにある大沼を横目に高度を下げていきます。
そして、無事にほぼ定刻通り稚内空港に着陸しました。
- 次回予告
- 稚内から豊富へ。
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