2021/4/3
首里城公園を散策しつつ、有料エリア手前まで登ってきました。ここからは有料エリアとなるので、初めにチケットを購入して見学をします。首里城火災以降では初めての入場ですが、正殿跡は今どうなっているのでしょうか。
券売所でチケットを購入します。
一日乗車券を提示すると割引を受けることが出来ました。
奉神門
有料エリアへの玄関となる門。正殿のある「御庭(うなー)」へ入る手前最後の門で、「神をうやまう門」の意味があります。
火災からの復元・復旧工事中の正殿内
2019年10月に発生した首里城火災によって(復元されていた)正殿などが焼け落ちたため、今は入場するとこういった景色が広がっています。
復元に向けた取り組み
再復元には相当な期間を要する見込みです。復元までの過程が紹介されています。
首里城火災
火災当時の様子などについても案内が為されています。
正殿付近から眺める広場跡
黒いポリ袋にはあまりいいイメージがないのですが、これは未来へのステップなのです。
焼失した建物跡
こちらも建物跡。再・復元された時が楽しみです。
世界遺産:首里城正殿遺構
首里城正殿自体は復元された建物のため世界遺産登録はされておらず、この遺構が世界遺産となっています。現在はガラス張りになって展示されており、遺構を見ることができます。
正殿遺構を眺めた後は見晴らしの良い「東のアザナ」という物見台を目指します。
首里城を一望
守礼門から正殿までの広いエリアを一望することができます。
浦添方面まで展望が広がります
何度も映している「芸術大学」の先の景色です。
モノレールが走る首里のまち
ちょうどモノレールがやってきました。こうしてみると非常に可愛いサイズです。
降りる途中で。
工事中の風景が写らない場所があったので一枚。
お風呂の跡だったか。
ちょっと不確かですが。
世誇殿
未婚の王女の居室であった建物を外観復元したもの。琉球王国の歴史と首里城正殿跡の魅力を紹介する動画が上映されています。
女官居室
ミュージアムショップとして運営されている建物。女官たちの建物で、男子禁制の空間だったそうです。
復興展示室
首里城火災からの復興についての資料展示・火災の後に残った遺構の展示などがなされています。
門の前まで戻ってきました
こちらは(有料エリア入口の)奉神門前にありました。
奉神門前
門の横には「首里森御嶽」(写真右)という礼拝所があります。
系図座・用物座
琉球王朝時代の役所の一部を復元したもので、観光案内所として使われています。
大龍柱補修展示室
門前では、首里城正殿の正面にあった大龍柱の補修中の様子を見学することができます。
銭蔵跡
焼酎や油類、日用銭等を管理する高床敷風の施設があった場所の跡に休憩施設が設けられています。(広福門前の広場から撮影)
京の内
城内最大の信仰儀式の場が南側にあります。
有料エリアからの帰り道も一方通行となっているので、ルートに従って帰ります。その途中で、「西のアザナ」というこれまた展望スポットがあるので、こちらにも立ち寄ることにしました。
那覇空港方面
ここからは那覇空港方面も眺めることができます。
那覇市中心部方面
首里城公園の先に那覇市中心部があります。
木曳門
従来、石によって覆われていたという「木曳門」から城外へと出ます。
緑豊かな道を下ります。
先ほどの門からの道は段差が解消されています。
首里杜館付近
インフォメーションセンターなどがある「首里杜館」。今回は立ち寄りませんでしたが情報展示と休憩をすることができます。
それでもソフトクリームはペロリ
この暑さ!食べないわけにはいかないということで、守礼ソフトだったかな?マンゴーとアセロラのソフトクリームを頂きました。
帰りは往路とは異なり儀保駅へ向かって歩きます。
円鑑池と首里城
こうしてみると城壁の高さを感じることができます。
円鑑池
降りようか迷ったのですが、既に汗ダクダクどころの騒ぎではなく早くホテルに行ってシャワーを浴びたかったので、上から一枚撮ったのみ。
円覚寺跡
戦災によって消失してしまったそう。こちらも上から一枚撮ったのみ。
首里城に別れを告げて。
寂しいですが首里城とはお別れし、駅へ向かって歩きます。タクシーが停まっていたので乗ろうかと一瞬思ったのですが、やたらの営業をしてくるので、つい断ってしまいました。
儀保駅
ここから再びモノレールに乗って宿のあるおもろまちを目指します。
ホームの様子
短いながらも近代的で設備の整った駅となっています。
このあと、おもろまちのホテルへチェックインしてシャワーを浴びて、一軒飲みに行くつもりでしたが。果たして。
(つづく)
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