八戸の食と酒
2024/10/12
はやぶさ301号(東京→八戸)
東京では10月になってもなかなか秋を感じられないですが、この三連休は秋を感じに青森県八戸へと向かいます。東京駅を8時48分に出発する「はやぶさ301号」に乗車します。今回はグリーン車で快適、のんびりと向かいます。
さて、上野を出発した後は、朝ごはんの駅弁をいただきます。東京駅の駅弁屋祭で購入した「いわて満彩弁当あれもこれも」をいただきます。青森らしい駅弁を買おうと思っていたのですが、見当たらなかったので、岩手県一ノ関駅の松月堂のお弁当にしました。ご当地食があっておいしい駅弁でした。
食後は気が付けば夢の中。盛岡を過ぎると車内も少し空いてきて、眠りからも目覚め、いい気分。東京を出発して3時間弱。八戸駅に到着しました。
駅の東口に出て、八戸駅からは「八食センター」まで100円バスに乗って移動します。はやぶさ号2本からの乗り換え客が集中したこともあって、バスは満員でした。
余談ですが、路線バス事業はどこも苦しいところでしょうし、観光客メインで、しかも必ず乗るであろうこのような路線はもう少し値上げした方が適正なのではないかと思いながら、バスに揺られました。
八食センター
七厘村
八食センターに着いてから魚介類やお肉を炭火焼きで楽しめる「七厘村」に向かいました。とはいえ、さすがに三連休のお昼どきというだけあって、満席でしたので、入り口で番号を呼ばれるのを待ちます。できれば、スマートフォンで呼び出し順を確認できるようにしてほしいところですが、それができないのはやや不便なところです。
しばらくして、呼び出されましたので、荷物をロッカーに預けて、八食センター内をお買い物します。ホタテ、いか、牡蠣、さんまなどを買ってきました。その後は、焼き始める前に、ビールを買いにカウンターへ向かいます。このビールは一つ注文を付けたいところでしたが・・・、まあその注ぎたてがおいしいですよね。
それでは焼いていきましょう。まずは、秋の味覚・さんまと大好物のホタテとイカを焼いていきます。七輪での炭火焼きで香ばしい薫りが漂ってきますので、食べる前からおいしいです。焼いていて、さんまの炭火焼きの結構難しさを知ります。その後はホッキや牡蠣もいただきながら、ビールも合わせてお代わりしておいしくいただきました。
八食市場寿司
本日の宿を取っている八戸中心部まではバスで向かうのですが、時間も中途半端だったので、センター内にある回転寿司「八食市場寿司」も寄ってみることにしました。
まずは「地酒3種飲み比べセット」を注文します。こちらは20種類以上ある地酒から3つを選べて920円ととってもお得なセットです。今回は「桃川」(おいらせ町)、「如空」(八戸市・八戸酒類)、「八仙(ピンクラベル)」(八戸市・八戸酒造)を選択しました。
お寿司は、秋の限定・お勧めメニューから「さば三昧(生・締め・漬け)」・「サーモン三昧(生・紅葉漬け・あぶり)」、ほかに「たこ白子」、「牡蠣ポン酢」、「ひらめの漬け包み」を注文しました。
最後に、お酒屋さんで陸奥八仙の限定モノを購入してから、南部バスに乗って中心街へと向かいます。
酒菜屋
ドーミーイン本八戸にチェックインを済ませ、夜の街に繰り出しましょう。八戸といえば「みろく横丁」が有名ですが、今回は事前に予約した「酒菜屋」というお店に向かいます。
カウンター席に通していただきまして、まずは瓶ビールを注文。大好きな「一番搾り」があるのはうれしいです。そして、一品目の食事として「お刺身の盛り合わせ」を注文しました。
ビールは一本で終わりにして、続いては「裏八仙」を注文しました。こちらは提供しているお店も限られる日本酒で、純米大吟醸酒の無濾過の生酒です。程よく甘みもあり、これはかなり美味しかったです。
続いて、三杯目は同じく八仙の「V1116」というワイン酵母仕込をいただきます。こちらもすっきりとしていて美味しかったです。ほかにも地酒以外も含め、かなりお酒の種類が豊富で、お酒好きの方にはおすすめのお店でした。
料理のほうも地物や季節ものも豊富でよかったです。昼にたくさん食べすぎた後ということもあり、一人で食べるには品数をあまり頼めなかったのが心残りです。
食後は大人しくホテルに戻ります。明日は日曜朝ということで、早く起きれば、館鼻岸壁朝市に行きたいところですが、起きれるでしょうか・・・
旅行記「南部の酒と肴」
- 南部の酒と肴#12024/10/12 八戸の食と酒