春の先島紀行(宮古編)#2

伊良部島・下地島(前編)~美しき青の景色

2023/4/16

伊良部大橋

宮古島2日目の朝。今日は快晴です。トライアスロンをする人たちも嬉しい限りでしょう。

この日は宮古島でトライアスロン大会が開かれているので、トライアスロン大会の交通規制に巻き込まれないような形で、一日、宮古島と周辺離島を楽しもうと思います。

というわけで、朝イチは宮古島北西の架橋離島「伊良部島・下地島」へ向かいます。ルート的には、ホテルから伊良部島・下地島方面に向かう途中、トライアスロンのルートとなっている国道を越える一か所を除き問題ないはずです。

国道を越える一か所にかなりの時間を要したものの、そこを越えれば道も空いていて、快適なドライブです。まずは伊良部島と宮古島を結ぶ「伊良部大橋」の宮古島側にやってきました。

伊良部大橋は、2015年に開通した宮古島と伊良部島を結ぶ全長3,540メートルの橋で、国内4番目の長さを誇り、無料の橋・離島の橋としてはいずれも最長の橋となっています。

それでは、この宮古ブルーの海を両側に望みつつ、伊良部島へと向かいます。伊良部島側には、「いらぶ大橋海の駅」も整備されていて、休憩することもできるようになっています。折角なので、この海の駅に車を停めて、歩いて伊良部大橋の伊良部島側先端付近も行ってきました。

海の美しさが、本当に半端ない。初めての宮古島に大感動です。

渡口の浜・中の島海岸

海の駅からは時計回りで、伊良部島と下地島を回っていくことにします。

下地島の手前にある「渡口の浜」にやってきました。駐車場はいっぱいそうで、手前の道路に停めている車がほとんどなので、同じように駐車して、砂浜に向かいます。

この「渡口の浜」は、長さ800メートルの長い砂浜で、海の美しさもさることながら、砂も白くて綺麗なことで有名です。実際、見てみると、これは本当に美しい。

宮古島の美しさに感動です。

渡口の浜を出た後は下地島に渡ります。伊良部島と下地島の間には40メートルから100メートルの水路があるのみなので、水路を越えるとすぐに下地島です。

下地島に入ってしばらくすると、次の目的地「中の島海岸」に到着しました。この「中の島海岸」はシュノーケリングなどで有名な海岸です。どこの海も、本当に美しい。

通り池

続いては、「通り池」にやってきました。

こちらはしっかり駐車場が整備されているので、駐車場に車を停めて、遊歩道を歩いて向かいます。少し歩くと視界が開けて、左右に大小2つの池が現れます。「通り池」とは、海岸近くに近接してあるこの大小2つの池のことで、地上からは2つに分かれているように見える池が、地下で繋がっていて、さらには海側の池が洞穴を介して、海友通じしていることから、その名がつけられたそう。

先ほどの渡口の浜や中の島海岸で見た青とは異なる、「深い青色」もまた美しく、これまた見とれるばかりです。

17END

時計回りで海岸に一番近い道路を走ってきましたが、実は(道は繋がっているものの車での)周回できないため、行き止まりになります。行き止まりの場所はたくさんの観光客で賑わう「17END」です。

17ENDは、下地島空港の滑走路17進入端のことで、下地島の美しい海が広がる絶景で知られています。この日も晴天の下、美しすぎる海が広がっていました。

私はのんびり歩いて、進入端まで向かいます。砂浜をみると、観光客で賑わっているほか、ポートレート撮影などをしている人もいます。写真、撮りたくなりますよね。

進入端まで来ましたが、やっぱり本当に美しい。晴れた日にこの空港に着陸するときは、かなりテンション上がりそうです。

進入端まで来たところで折返して帰ります。

さて、次の目的地へ行く前に、休憩がてら下地島空港に向かいます。

下地島空港は、パイロット養成用の訓練飛行場として造られたため、滑走路は3,000m、両端に計器着陸装置がしっかりと整備されています。

旅客便は1994年から2019年までありませんでしたが、伊良部大橋が開通し、宮古島と陸続きになったこともあってか、三菱地所が旅客ターミナルを建設。現在ではスカイマークが羽田・神戸・那覇との間に定期便を就航させているほか、夏季限定ながら、スカイマークが福岡、ジェットスターが成田との間に臨時便も就航させています。

今回は休憩がてらで少しだけ立ち寄りましたが、空港内部も一通りの設備があり、ショップなどもしっかりあるので、今度機会があれば使ってみたいなと思える空港でした。