2020/7/25
北緯45度線の北をドライブ。まずは稚内市街で国道40号線に転線し、南へと向かいます。今回はバイパスを使わず一般道をひたすら南へ。豊富市街で右折し、サロベツ湿原センター前を通過。(サロベツ湿原はまたの機会にゆっくり来たい…)
稚咲内というところで右折して北へと進みます。西には日本海と利尻富士を望みながらのドライブです。この道もまた絶景続き。飽きが来ない道でした。
しばらく進むと「浜勇知展望休憩施設」という場所があったので、こちらで一休みの休憩をすることにしました。ここには小さな沼があって、沼越しの利尻富士が拝めるほか、海岸まで出ることもできました。今日のこの後の予定などを考えつつ時を過ごします。
その後は、更に北へ戻り、「坂の下」エリアからは「宗谷サンセットロード」を伝って、ノシャップ方面を経由して市内に戻ります。まだサンセットの時間に早いので、この途中にある稚内温泉童夢で休憩することにします。
稚内温泉で休憩した後は一度稚内市街に戻ります。向かったのは「稚内公園」。稚内市を一望できる公園ということですが、車でそのまま登ってしまいました。結構な勾配で驚きましたが、その分、公園からの展望はとても素晴らしかった。
公園の最も上にある「開基百年記念塔」は展望ももちろん素晴らしく、天候によっては利尻・礼文・樺太サハリンと眺められるそう。また、樺太・サハリンの歴史を学べる施設になっています。今まで何となくしか知らなかった「樺太」の歴史を学ぶことができました。
稚内公園は広く中腹部に移動します。ここには「氷雪の門」という樺太で亡くなった日本人のための慰霊碑があります。横には、終戦後の「九人の乙女の碑」もあります。時は昭和20年8月20日、樺太・真岡郡真岡町の真岡郵便局で自決した9人の電話交換手の慰霊碑です。
稚内公園を下る途中、エゾシカを目撃。運転には気を付けつつ、こよいの宿へ向かいます。今夜は「ドーミーイン稚内」。前日や前々日に予約変更をすればよかったのですが、当日にはシングルの空室もなかったので、結局ツインに宿泊です。
ホテルに荷物を置いて、いざ夕日の名所・ノシャップ岬へと向かいます。ノシャップ岬からは利尻富士と夕日を様々な角度で楽しむことができました。半袖だったのですが、さすがに道北。この時間には少し寒くなってきて、このコロナ禍で風邪をひくわけにはいかないので、上着を羽織って夕日を眺めました。
夕陽を眺めた後は夜景を眺めに再び「稚内公園」へ向かいました。思っていたものとは違いましたが、開基百年記念塔はライトアップもされていて、綺麗に稚内の夜を灯していました。最後に、「稚内港北防波堤ドーム」のライトアップ写真も撮って、宿へと帰ります。
今夜は1・2日目と飲みすぎているので、セコマで買ったおつまみを中心に、ホテル晩酌とします。
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